大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督は先日、シーズン終盤に大谷翔平選手に外野守備を任せる可能性を示唆していた。突拍子もない発言ではなく、実際に効果的な起用になるかもしれない。ロサンゼルス・エンゼルス時代の恩師でもあるジョー・マドン氏は、大谷には野手でも殿堂入りする才能があると、米メディア『MLBネットワーク』を通じて断言している。
これまで大谷は投手と打者の二刀流で活躍してきた。2021シーズンには46本塁打を放ってア・リーグMVPを受賞し、2022シーズンには史上初のダブル規定到達を経験。2023シーズンには投手として10勝を飾った上に、打者としてア・リーグ本塁打王に輝く44本のホームランを放った。
これだけでも偉大な選手だが、マドン氏は大谷に3つ目の才能があるのを見抜いている。マドン氏は「外野、おそらく右翼が良いと思うが、彼はどのポジションでもプレーできる。ただ、彼の消耗が最も少ない場所に置くのがいい。本当に追い詰めれば、一塁手もこなせると思う。バッティング練習で彼が外野のボールを追いかけるのを見ていたが、信じられなかったよ。あの腕なら、腕のケアさえすればどこでもプレーできるだろう」とし、「オールスターになれるし、殿堂入りも可能だ。彼はその全てを兼ね備えている。本当に素晴らしい」と語っている。
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