ビズメイツは1月10日、「ワーキングホリデーに関する苦労/失敗調査」の結果を発表した。同調査は2023年12月11日~12日、ここ5年の間に英語圏でのワーキングホリデーを経験したことのある110名を対象に、インターネットで実施した。
ワーキングホリデーに行った目的を聞くと、最も多い回答は「海外の生活を体験するため」(70.0%)で、2位は「海外での就労経験を得るため」(35.5%)、3位は「就活や転職で有利な経験を得るため」(35.5%)だった。
ワーキングホリデー期間中に、理想の職業に就くことができた人は86.0%だった。ワーキングホリデー期間中に就いた職業を尋ねると、「ウェイター/ウェイトレス(日本食レストラン以外)」(45.5%)が最も多く、「キッチンスタッフ」(40.9%)、「ファーム」(36.4%)と続いた。「営業」「建設業」「ウーバーイーツ」といった回答もあった。
英語力が給料に影響すると実感したか聞くと、95.3%が「かなり実感した」「やや実感した」と答えた。
ワーキングホリデー期間中に英語力不足による苦労や失敗はあったか尋ねると、29.1%が「何度もあった」、54.5%が「数回程度あった」、13.6%が「一度だけあった」と答えた。合わせると97.2%が、英語力不足による苦労や失敗を経験していることがわかった。
実際に経験した苦労・失敗について聞くと、「想定よりもお金が稼げなかった」(60.7%)が最も多く、次いで「人と上手くコミュニケーションがとれなかった」(42.1%)、「住居の確保が困難だった」(32.7%)となった。
ワーキングホリデーに行く前にやっておくべきだったと後悔していることを聞くと、「英語の勉強(主に読み書き)」(59.1%)が最も多く、「資金の調達」(44.5%)、「住居の確保」(36.4%)と続いた。