エクスペディアは1月9日、「旅行時のストレスに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、が2023年8月22日~9月12日までの期間で、アメリカ、イギリス、カナダ(英語圏)、カナダ(フランス語圏)、メキシコ、ドイツ、フランス、オーストラリア、日本、香港、シンガポールの11地域における、飛行機を利用して旅行をしたことがある18歳以上の合計11,000名を対象にオンラインで実施したもの。

  • 【世界比較】飛行機を利用する旅行の際に、最も不安やストレスを感じることについて、「飛行機で知らない人の隣に座ること」と回答した人の割合

はじめに、旅行予約時のストレスについて聞いたところ、日本人の約4人に1人が飛行機を利用した旅行にストレスを感じていた。さらに、飛行機を利用する際、最も不安やストレスを感じることについて、「知らない人の隣に座ること」と回答した日本人は、3割近くまで上り、世界で最も多い割合となった。

  • 【世界比較】空港に着いてからパスポートを忘れたことに気づいた経験がある人の割合

空港に着いてからパスポートを忘れたことに気づいた経験について質問すると、忘れた経験がある割合が最も高かったのは「アメリカ」だった。アメリカ人の3人に1人は経験があると回答した一方、忘れた経験のある日本人は1割にも満たないという結果に。

  • 【日本】旅行で忘れたくないもの

また、日本人に対して、旅行で忘れたくないものについて聞いたところ、日本人の7割以上が「パスポート」と回答。次いで、「クレジットカードや現金」(72%)、「スマートフォン」(67%)など現代の日本人の生活には欠かせないものがランクイン。

  • 日本人の飛行機を利用する際のストレスを減らす方法

同じく日本人に対して、飛行機を利用する際のストレスを減らすための方法を尋ねると、多かった回答は「オフシーズンに旅行をすること」(36%)、「余裕をもって、予約を済ませること」(35%)であった。同社によると、「機内の混雑や、予約の手間、費用が高くなってしまうことへの心配がストレスのようだ」としている。