15日にスタートするカンテレ・フジテレビ系ドラマ『春になったら』(毎週月曜22:00~※初回拡大)の制作発表が12日に都内某所で行われ、奈緒、木梨憲武、深澤辰哉(Snow Man)、見上愛、小林聡美、濱田岳が登壇。深澤が現場でのイジられキャラぶりを明かした。

  • 深澤辰哉

■深澤辰哉、役作りについて語る「普段の深澤とそっくり」

会見が始まり、深澤が挨拶をしようとすると、記者陣からは一斉にフラッシュが。「Snow Manだとフラッシュ多いね」という木梨のコメントに、深澤は「いやいや! 皆平等ですよ!」とツッコミながらも「Snow Manやってまーす!」と元気に名乗った。演じる岸圭吾については「優しい役で、普段の深澤とそっくりだというところが共通点であり……」と冗談交じりに紹介。深澤は、「いろんなことを勉強させていただける場だなと思います。今まで演じてきた中では、ナチュラルさを求められる役だなと思っていますので、そこにいるのが自然だなと思われるように撮影を頑張っていきたいです」と役作りを語った。

■Snow Manでもドラマ現場でもイジられキャラ

28歳の奈緒、31歳の深澤、23歳見上が演じるのは、現在28歳の高校時代の同級生。仲のいい雰囲気を出すため奈緒が「敬語は使わないでいこうよ」と提案したところ、「最初から敬語っていうのはなかなか……無理かな」、「私もちょっと無理かな!」と、2人は難しいと言いながらも早速見事なタメ口で返し、奈緒は「できるんかい!」とツッコミを入れたというエピソードが明かされた。序盤から“身内ノリ”のようなやりとりができ、同級生の雰囲気がすぐに出来上がったという。

そんな同級生役の2人について深澤は「いじりがうまいのよ」とポツリ。「Snow Manの中でもいじられることが多いんですけど、2人は覚えが早いですね、すぐいじってくれて」とドラマ現場での立ち位置を明かす。奈緒が「最初から、『僕、強めにいじって大丈夫ですよ』オーラがすごくて」と話すと、見上も「いじる隙を残してくれるんです」とうなずく。そんな意識はしていないという深澤だが「年齢関係なくいじっていただけるっていうのはうれしいですよね。楽しく撮影しています」とコメント。

また、奈緒演じる瞳に密かに思いを寄せるという切ない役どころについて「心が優しいがゆえにこの関係を崩したくなくて、思いを伝えるのをためらうという経験をしたことがない」と話すと、司会者から「高校生のときはモテモテだったんですよね」と振られ、「なんで知ってるんですか」と照れ笑い。「10年前の話ですけど、本当にめちゃくちゃモテてて、高校生のときはいろんな人たちから好きって言っていただいていて、靴箱を開けると雪崩のようにラブレターが……」と流れるようにモテエピソードを語ると、木梨は「それほんとなの!?」と驚き、「ジェシーに確認します」とつぶやいていた。深澤は、「まわりの人に引っ張っていってもらいながらお芝居できているので、皆さんと共にやっていけば、岸の思いが(視聴者に)伝わるんじゃないかなと思っています」と語った。

■Snow Manも撮影を応援

また、深澤はSnow Manのメンバーも「この作品をめちゃくちゃ楽しみにしてる」と明かした。「僕たちはお仕事が決まると、メンバーの前で『決まりました!』『おめでとう』って必ず共有するんですけど、皆が僕以上に喜んでくれたのがうれしくて。会うと『撮影どうなの?』って細かく聞いてくれるので優しいです」とメンバー愛あふれるエピソードを告白。「片思い役の相談ができる人はいないですかね?」と司会者に言われると「そうですね~……」と思い浮かばないようなリアクションを返していた。

■奈緒×木梨憲武W主演ドラマ『春になったら』

今作は、『HERO』(フジテレビ系)、連続テレビ小説『まんぷく』(NHK)、大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)など、数々のヒット作を世に送り出した福田靖氏によるオリジナル作品で、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。“3カ月後に結婚する娘”椎名瞳(奈緒)と“3カ月後にこの世を去る父”椎名雅彦(木梨憲武)が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描く。