電話・SMS詐欺対策アプリを展開するWhoscallは、能登半島地震に便乗した義援金詐欺などの詐欺被害を防ぐため、詐欺対策アプリ「Whoscall」のプレミアム版(有料版)の機能を、3カ月間無料で提供する。対象となるのは、2024年1月10日~31日までにアプリをダウンロードした人。
「Whoscall」とは、不審な番号からの着信やショートメッセージ(SMS)、危険性のあるウェブサイトを検知する詐欺対策アプリである。
世界31カ国や地域にサービスを展開し、世界各国の政府や、警察、情報機関と連携し、26億件の電話番号データベースを有しているため、国内でなく海外から発信される詐欺電話・SMS対策にも有効だという。
データベースを元に発信元を自動で識別し、犯罪に使われる恐れがあると検知した場合、着信画面で「詐欺電話」などと警告が出る。
また、SMSに届く、不審なメッセージを自動でフィルタリングし、フィッシング詐欺対策に有効だという。
そのほか、メール・SMSに届いたURLも、詐欺URLの可能性があるか判別することができる。なお、「Whoscall」の無償提供は、1月10日から31日までにアプリをダウンロードした人限定となっている。