管理部門・士業の総合転職サービスMS Careerは1月10日、「管理部門・士業の平均年収ランキング2024」を発表した。同ランキングは、2023年1月~12月の期間、人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった管理部門・士業を対象に調査したもの。
管理部門・士業の2023年の平均年収は528万円で、前年から1万円ダウン。新型コロナが第5類に移行し経済活動の自粛もようやく終了した年であったが、平均年収の回復にはつながらず、物価高騰も続く中で厳しい結果となったという。
また職種別の平均年収は、「管理部門」が571万円、「士業」が884万円、「士業事務所スタッフ」が459万円。
職種・資格別平均年収ランキングトップ3は、1位「公認会計士」(997万円)、2位「FAS・財務系コンサルタント」(945万円)、3位「弁護士」(896万円)という結果に。
業種別の平均年収ランキングトップ3は、1位「監査法人」(814万円)、2位「法律事務所」(723万円)、3位「メディカル・バイオ」(697万円)で、2022年から順位変動はなかった。
男女別では「男性」が595万円で前年と横ばい、「女性」が440万円で前年から1万円アップした。
エリア別では1位「関東」(567万円)で前年から3万アップしているが、2位「東海」(463万円)と、3位「関西」(460万円)は年収が減少し、1位との差が開く結果になった。