えちぜん鉄道は11日、福井県立恐竜博物館の来館者向け観光列車「恐竜列車」について、2024年の運行を3月2日から開始すると発表した。
「恐竜列車」は福井~勝山間を結ぶ2両編成の列車。恐竜博物館の来訪者を運ぶことを目的としており、車両内外に恐竜を描いたほか、恐竜の模型やモニュメントを車内に設置している。恐竜博物館のリニューアルに合わせ、2023年7月に運行を開始した。
2024年は福井駅から勝山駅への「行き」便に加え、勝山駅から福井駅への「帰り」便も運行する。「行き」便の運転時刻は福井駅9時35分発・勝山駅10時30分頃着、「帰り」便の運転時刻は勝山駅16時5分発・福井駅17時2分頃着。行き・帰りそれぞれに事前予約と事前決済が必要となる。
料金は一般4,500円・小学生3,300円など。3月16日以降は運賃改定により、一般4,900円・小学生3,500円などに値上げされる。料金に「えちぜん鉄道一日フリーきっぷ」と勝山市内バス乗り放題(京福バスを除く)、福井県立恐竜博物館常設展観覧料、恐竜列車特別乗車料金がすべて含まれる。
現時点で5月までの運転日が発表されており、土日を中心に3月16日から4月14日までの毎日と、4月27日から5月6日まで毎日運行予定となっている。えちぜん鉄道サイト内「恐竜列車」ページにて、乗車の60日前から予約を受け付ける。