焦点工房は1月11日、銘匠光学ブランドのAPS-Cミラーレス用の超広角レンズ「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.」を発売した。レンズマウントは、ソニーE、富士フイルムX、ニコンZ、キヤノンRF、マイクロフォーサーズを用意する。希望小売価格は33,000円で、焦点工房オンラインストアでの直販価格は26,820円。
焦点距離10mm(35mm判換算ではソニーE/富士フイルムX/ニコンZが15mm相当、キヤノンRFが16mm相当、マイクロフォーサーズが20mm相当)のAPS-Cミラーレス用超広角単焦点レンズ。レンズ構成は非球面レンズ2枚を含む10群13枚で、優れた光学設計により超広角レンズで発生しやすい収差や歪みを抑制する。最短撮影距離が0.25mで開放F値が「2」と明るいため、暗いシーンでもシャッター速度を稼ぎやすい。フォーカスはマニュアル。
付属品として、フィルターホルダーとねじ込み式の金属製レンズキャップを同梱する。フィルターホルダーを使うことで、72mm径のプロテクターやNDフィルターなどが装着できる。ホルダーを使用しない場合に使えるTPUラバーレンズキャップも付属する。
絞り羽根枚数は8枚で、本体サイズはソニーE/富士フイルムX用が直径約60mm、長さ63mm、重さは約335g。ニコンZ用は直径約64mm、長さ65mm、重さは約360g。キヤノンRF用が直径約63mm、長さ61mm、重さは約345g。マイクロフォーサーズ用が直径約60mm、長さ62mm、重さは約335g。