東芝ライフスタイルは1月11日、冷凍冷蔵庫「VEGETA」(ベジータ)のフラッグシップモデル「FZS」シリーズを発表した。6ドアタイプで、冷凍食品のおいしさを保つ「おいしさ持続 上質冷凍」を従来の上段に加え、下段の冷凍室にも採用したことが特徴。
発売時期は2024年2月中旬。価格はオープン。ラインナップは507Lモデル(GR-W510FZS)、550Lモデル(GR-W550FZS)、600Lモデル(GR-W600FZS)の3種類で、店頭予想価格帯はモデルにより異なるが、340,000円~450,000円前後の見込み。
「FZS」シリーズは冷蔵室を上部に、野菜室を中部に、冷凍室2段を下部に備えた6ドア冷蔵庫。新たに、冷凍食品やホームフリージング食品などのおいしさを保てる「おいしさ持続 上質冷凍」を、従来の上段冷凍室に加えて下段冷凍室にも搭載している。
「おいしさ持続 上質冷凍」は、通常より冷凍室の温度変化を抑えられる特許技術「新鮮ツイン冷却システム」を活かした温度制御を採用。これにより食材の霜付きを約22%低減するほか、温度変動をコントロールすることで、冷凍食材の品質が低下する原因となる酸化や酵素のはたらきを抑制する。
また、いろいろな食品のニオイが混ざりやすい冷蔵庫では、菌やニオイ成分をキャッチする「きれいループ」を新搭載。冷蔵室奥に設置したメタリッククールパネルの裏側に「きれいループ」を内蔵し、冷蔵室内に循環する菌やニオイをとらえてきれいな空気が冷蔵庫内を循環し、清潔性が向上した。
このほか、従来から搭載している節電モードを強化。生活パターンに合わせて約5%の節電が可能な「かってにエコ」や、約10%~20%の節電が可能な「自動節電」に加え、新たに暮らしに合わせて選べる節電モード「とってもエコ」を搭載した。
「とってもエコ」では、冷蔵庫の機能を最低限に絞り、食品に影響のない範囲で庫内温度を上げることで、約35%の節電が可能となっている。日頃から節電したいユーザーや、長期間の外出中に節電したいユーザーなどに適した機能という。
本体のドアはフレンチ両開き(タッチオープンドア)で、カラーはフロストグレージュ・フロストホワイトの2色。
無線LAN機能を内蔵し、スマートフォン用アプリ「IoLIFE」で庫内の食材を管理したり、レシピを検索したり、庫内の明るさや温度を設定したりできる。アプリでは、「えらべる節電モード」の表示をわかりやすくしたり、蔵庫の購入日を登録することでお手入れのお知らせを受け取れる機能が新しく追加された。
GR-W600FZS | GR-W550FZS | GR-W510FZS | |
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定格内容量 | 600L | 550L | 507L |
冷蔵室(チルド) | 302L(24L) | 278L(21L) | 257L(19L) |
野菜室 | 133L | 123L | 112L |
製氷室 | 22L | 20L | 20L |
冷凍室 | 143L | 129L | 118L |
本体サイズ | 685×745×1,833mm | 685×699×1,833mm | 650×699×1,833㎜mm |