俳優のムロツヨシが主演を務める映画『身代わり忠臣蔵』(2月9日公開)のナレーションが11日、明らかになった。

  • 森七菜

この度、本作のナレーションを女優の森七菜が務めることが明らかに。話題作への出演が絶えない中、声の仕事としては新海誠監督の『天気の子』(19)でヒロイン・天野陽菜役を務めて注目されたことをはじめ、ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』やドキュメンタリー映画『MARINES DOCUMENTARY 2023 今日をチャンスに変える。』(23)ではナレーションを務めている。

女優としての活躍に留まらず、凛とした美しい声で言葉に豊かな表現力を宿すことから森にオファー。ナレーション収録時のメイキング映像では、細かくセリフの変更点を確認しながら、真剣な表情でマイクに向かっていたという。メイキング映像では、時代劇ならではの難しいフレーズもなめらかに読み上げ、OKが出ると柔らかい笑顔を見せている。

■森七菜 コメント

身代わり忠臣蔵のナレーションを務めさせていただくことになりました。森七菜です。 今回ナレーションを務めさせていただくことになり、豪華なキャスト、スタッフの皆さんに仲間入りできてとても嬉しく思います。本編の面白さに、確認のモニターを前にしてにやにや、そしてドキドキしながら声を入れさせていただきました。世紀の身代わりミッションは無事遂行されるのか、皆さんも是非江戸の一員となって楽しんでください!

【編集部MEMO】
映画『身代わり忠臣蔵』は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。

(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会