丼飯の上溢れ出すほどにのせられたいくら、ちょっ幸せになれますよね。パチンコの大当たり、かなりハッピーですよね。「いくら✕パチンコ」、2つの多幸感アイテムを掛け合わせたのが「いくらパチンコ」。いったいこんなワクワクするモノを作ったのは誰?

パチンコ玉がいくらになった、「いくらパチンコ」をつくりました。

  • (X カナイガ🍢@shiragaigarashi より引用)

「いくらパチンコ」の企画・制作・デザインはカナイガ さん、実装・設計は鯨骨さんです。カナイガさんは「くすっと笑えてお腹がすくっ」をコンセプトに食材をモチーフにした作品を発表するクリエイター。鯨骨さんは電子工作を得意技とする発明家。今回の「いくらパチンコ」はカナイガさんの発案からスタートして、2人の共同作品として誕生しました。

高級イクラが収まった杉木箱を筐体に、フロント面には「極上いくら」「北海道産」「特選」などのワクワクワードが散りばめられ、鮭を冠にいくらテンコ盛りのビジュアルが美味しそう! 何よりいくらを模した朱色の出玉が出色。大当たりだと、いくらが転げ出てくるのですね。このビジュアル、そして仕掛けにはフォロワーたちも爆上げしたようで…。

「発想がすごいw」「すごい!! 幸せ感半端ないです」「一家に1台欲しい」「パチンコ台と、いくらが好きな旦那が、欲しがっています(笑)」「みててお腹が空きます! 」「やっば! イクラが止まらない! 店員さん米いっぱいの丼持ってきて! 」「いくら大好き息子に欲しい」「ホメ言葉として言わせてください! 最高にくだらなくて爆笑しましたw」などなど。投稿者であり、企画・制作者であるカナイガ さんにお話を伺いました。

■企画・制作者に聞く

……「いくらパチンコ」を思いついたきっかけは?

いつのタイミングだったか忘れてしまいましたが、単純に「パチンコ玉って、いくらに似てるな。筐体作ったら絶対かわいい。」と生活の中でふと思ったのがきっかけです。

……制作する上で特にこだわった点、難しかった点は?

実際に動くものを制作する、というところにこだわりました。画面上の絵の表現ではなく、「本当につくってしまう」というところに1番の馬鹿馬鹿しさが生じるのではと思い、鯨骨さんの設計、実装のパワーをお借りして共作しました。鯨骨さんのサイトも紹介させてください。

制作は全体的に難しかったです。まず最初にいくらの玉をどうするか、というところから考え始めたのですが、もうその素材探しからつまずいて、色々な材料を調べたり購入したりして、試行錯誤しました。また、筐体の表面やスロット中に登場する鮭もこだわりです。筐体に絶対に鮭を配置したいと思い、市販の写真素材を購入するという手もあったのですが、実際に自らの手で撮影したオリジナル鮭画像をどうしても使いたい、という強いこだわりが出てきました。そこで、「大寿輝」の寿司職人である大山浩輝さんにご協力いただき、お店に伺って鮭を撮影させていただきました。大山さんには、鮭だけでなくいくら軍艦もご協力いただいております。

……気になる反響はありましたか。

いくら好きの方、パチンコ好きの方、両サイドの方から反応いただけで嬉しかったです。

▼パチンコ玉がいくらになった、「いくらパチンコ」をつくりました。