シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を展開するOpenStreetは1月10日、広島市でスポーツタイプの電動アシスト自転車「KUROAD Lite」を活用したシェアサイクルサービスの実証実験を開始した。

  • 広島市で「HELLO CYCLING」実証実験開始、スポーツタイプの電動アシスト自転車を導入

    広島市で「HELLO CYCLING」実証実験開始、スポーツタイプの電動アシスト自転車を導入

旧広島市民球場跡地に2023年3月にオープンした市民公園「HIROSHIMA GATE PARK」を中心に都市全体の回遊性を高めるというねらいで、公園の運営事業に参画している大成建設や広島電鉄の協力を得てHELLO CYCLINGの実証実験を行う。

HELLO CYCLINGで広く使われている白色のシティサイクルではなく、他地域でも一部で導入され始めている新型車両「KUROAD Lite」を用いる。クロスバイクのようなスポーツタイプの車体に電動アシストユニットを搭載した自転車で、中長距離のライドにも適するという。

  • KUROAD Lite

    KUROAD Lite

観光客の新たな移動手段として二次交通の充実を図るとともに脱炭素社会への貢献、観光消費の拡大を目指す。実証実験の期間は3月31日まで。利用料金は最初の30分以内が300円、以降は延長15分ごとに+150円。12時間3,000円での利用もできる。

設置場所と駐輪可能台数は、西広島駅の「KOI PLACE」に7台、ホテルメルパルク広島に9台のほか、宮島口エリアにもステーションを設ける予定で準備を進めている。