スタジオアリスは1月9日、神田明神EDOCCO STUDIOにて成人式振袖レンタル&前撮りパック「ふりホ」のPRイベントを開催。来年(2025年)に成人式を迎える女優の小林星蘭さん、鈴木梨央さん、谷花音さんの3人が華やかな新作振袖に身を包んで登壇し、同サービスをアピールした。
■お気に入りの振袖を選べる「ふりホ」とは?
日本全国に448店舗を展開するスタジオアリスでは、最大約1,500種類もの振袖からお気に入りの1着を選ぶことのできる「ふりホ」を展開している。前撮りの着付け、ヘアセット、小物付きの振袖一式、それに本格的なアルバムや撮影データもついて、追加費用は一切なしの”安心の一律価格”(10万9,780円)をうたう。オンラインで仮予約した前撮り時の振袖を、成人式の当日はもちろん、返却時まで長期間レンタルで着ホーダイできるのもユニークな特徴。
事前に「ふりホ」を体験した特別ゲストの3人は「たくさんの振袖のなかからスマホで好みのものを選んでいく作業が楽しいんです」「カテゴリーやキーワードなどで絞り込んでいけるので優柔不断な私でも助かった」「ちょっとした隙間時間にも見れるので良いですよね」などと率直な感想を口にする。
ちなみにこの日、小林星蘭さん、鈴木梨央さん、谷花音さんが着用したのは、2025年1月13日の成人の日に向けた「ふりホ」の新作振袖。いずれも染物の技術と美しさを競う第74回「京友禅競技大会」の受賞振袖だった。
小林星蘭さんが選んだのは、丹後織物工業組合理事長賞受賞柄。延命長寿や無病息災などの願いが込められた久寿玉をメインに配置し、可愛さと華やかさを引き出すデザインが特徴となっている。
鈴木梨央さんが選んだのは、私の好きなもの大賞受賞柄。様々な花が咲き乱れた華やかなデザインで、板場友禅ならではの立体感のある白と柄全体に入った金彩加工が鮮やかさをより引き立てる。
谷花音さんが選んだのは、近畿経済産業局長賞受賞柄。格式のある松の柄と日本を代表する梅や菊の花を散りばめ、金彩加工をふんだんに施して豪華に仕上げている。
また舞台上には、2つの新作振袖も展示された。京都府知事賞受賞柄の「AF-E072(カテゴリー:Mode)」は、大胆に配置した椿の柄と熨斗柄に、琳派風の文様を織り交ぜた晴れの日にふさわしいデザイン。無地場を活かした柄の配色はスッキリとした着姿と大人な雰囲気を引き立てる。
京都市長賞受賞柄の「AF-E031(カテゴリー:Tradition)」は、衣桁のデザインを大胆に描き、板場友禅の得意とする金彩加工をふんだんに入れた一品。それぞれの衣桁の配置やバランス、中に入れる吉祥院文様にまでこだわった振袖となっている。
そして会場には「2025年 成人式向けディズニーデザイン振袖」も展示された。
■2024年の意気込み
さて特別ゲストの3人は2008年~2010年頃に子役デビューを果たし、俳優として活躍を続ける仲の良い同級生。そこでイベントでは、10代ラストの年となる2024年の意気込みを巨大絵馬に書いて発表する場面もあった。
小林さんが書いた意気込みは「繋がりを大切に」。これまで周囲の人に助けられてきたが、大人になり歳を重ねるごとに人と会う時間が限られてきたと感じている、と話す小林さん。そのうえで「あらためて人に感謝を伝えて、いまある繋がりを大切にする1年にしたい」と説明する。
また鈴木さんは「悔いのない1日を過ごすこと」。小さな目標をコツコツと達成することを大事にしていきたい、より成長した人間になって20歳の日を迎えたい、と誓う。そして谷さんは「新しいことに挑戦」。まだ内緒ながら、打ち明けた親しい友だちには「そっち方面に行くの?」と驚かれるような意外なことを新年からスタートさせています、とはにかんだ笑顔を見せた。
(C)Disney