スシローの回転すし創業から40周年の期を記念し、スシロー全店にて『大大大大感謝の新春大還元祭』が1月10日から開催されている。目玉となる税込100円の「大切り中とろ」をはじめ、お手頃価格で楽しめるおすしや人気店監修の商品などを用意する今回のフェア。さっそく注目メニューの数々を実食してきた。

■「中とろ」や「うに」のおすしを破格の安さで

1月10日からスタートした『大大大大感謝の新春大還元祭』。なんと言ってもこの機会にまず味わいたいのが、「大切り中とろ」(販売予定総数500万食)だ。脂と赤身のバランスが良く、口の中でとろけだす脂とまぐろの旨みが詰まった「大切り中とろ」。その握りがスシロー全店にて100円で提供される。時々に応じて価格設定を行う「白皿」での提供となっており、まぐろ好きなら絶対に外せない逸品だ。

本フェアでは「すし作りにおける一流の技やすし職人のこだわりを手頃に味わってほしい」という想いを込めて、 スシローが展開している「匠のすし技」シリーズの商品も新たに登場する。

“日本のすごい技を、もっと手頃に”をコンセプトとする「匠のすし技」だが、今回登場するのは「匠のすし技4種盛」(580円、販売予定総数19万食)と「匠の漬けうに包み」(120円、販売予定総数318万食)の2種類。

黄皿で提供となる「匠の漬けうに包み」は、スシロー自慢の天然うにを使用したおすしで、こだわりの天然うにを店内で漬けにするひと手間を加えている。包みのかたちで食べることによって、醤油の香りの奥にある濃厚な甘みや旨みといったうにの味わいがダイレクトに口の中へ広がり、その魅力を引き立たせているようだ。

他方、「匠のすし技4種盛」はすし職人のアイデアと技を駆使して創作した4種のおすしを味わえる一皿。コクのある赤えびは匠のいか塩だれにレモンでさっぱりと。真鯛は新潟の唐辛子を発酵させた香辛料「かんずり」に大根おろしを合わせた「かんずりおろし」をトッピングし、ビリッとしたメリハリのある味わいの握りずしに仕上がっている。

また、漬けうにの包みは、「匠の漬けうに包み」と同じく店内で塩漬けにしたうにの濃厚な旨みを活かしたひと品。大葉と合わせることで「匠の漬けうに包み」とは、また少し違った風味を楽しめる。

煮小柱はいくらとの相性の良さを海苔包みで、いくらの食感とコクが濃厚な味わいの煮小柱やシャリとよくマッチしていた。いずれのおすしもそれぞれの素材の旨みを引き出す技ありのひと手間を感じられる、豪華な盛り合わせだ。

さらに、シャリが隠れるほどのジャンボほたてがインパクトのある「特大ほたて貝柱」(360円、販売予定総数19万食)も、ほたての濃厚でコクのある甘みをこれでもかと堪能できる注目のおすし。肉厚で旨みがぎゅっとつまっており、口いっぱいに頬張った時の満足度はジャンボサイズならではのものだ。

いずれも販売期間は1月21日までの予定となっている。

■完全予約制の人気ラーメン店とのコラボメニューも

本フェアでは1月21日までの販売を予定しているこれらの商品のほか、2月4日まで販売を予定している商品もあり、中には思わず二度見してしまうようなユニークなおすしも新登場する。

「タコさんウインナー包み」(120円、販売予定総数96万食)では、大人も子どもも大好きなタコさんウインナーをおすしに。注文後、店内で揚げているそうで、そうしたこだわりがパリッとした食感と懐かしい味わいを実現しているようだ。海苔の風味やシャリの酢飯が、タコさんウインナーとマッチしていて見た目にも楽しい新作すしだ。

人気店とのコラボしたサイドメニュー商品としては、東京・中野坂上にある完全予約制の人気ラーメン店「むかん」監修の「牡蠣塩ラーメン」(480円、販売予定総55万食)が登場する。食べログ評価 3.96点(2023年12月現在)を誇り、2023年11月には東京の初台にも新店をオープンしている「むかん」は、牡蠣の旨みが凝縮した「牡蠣塩ラーメン」が2022年のオープン当初から話題の名店だ。

今回のコラボ商品では牡蠣の旨みをきかせたコク深いこだわりのスープに、牡蠣のアヒージョをトッピング。スープに溶け出す牡蠣の旨みを存分に楽しめる一杯に仕上げた。牡蠣のラーメン自体なかなか珍しいと思われるので、ぜひこの機会に、口にしてみてほしいメニューだ。

同じく2月4日までの期間限定で、大分県別府のレストラン「東洋軒」監修の「本家別府とり天」(360円、販売予定総49万食)も販売される。大分県別府のご当地グルメ「とり天」 だが、こちらはその発祥の店として知られる「東洋軒」で提供されている“本家とり天”をイメージ。鶏もも肉を細長くカットして、卵たっぷりの衣をまとわせているのが特徴だという。

店内で揚げることで、食欲をそそる香りや衣のサクサクとした食感を実現しているようで、もちろんお酒にもピッタリな味わい。一口頬張ると、衣の中から鶏もも肉のジューシーなおいしさが溢れてくるような感覚だ。

新たなおすしやサイドメニューとの出会いに期待が高まるようなラインナップで、新年のスタートを飾るにふさわしいフェアとなっている『大大大大感謝の新春大還元祭』。ぜひ足を運んでみてほしい。