米HPは1月8日(現地時間)、240Hz表示対応の4K QD-OLEDパネルを搭載した31.5インチのゲーミングモニター「OMEN Transcend 32 UHD 240Hz OLED Gaming Monitor」を発表した。スマートなKVM(Keyboard/Video/Mouse)機能や最大140WのUSB Power Delivery給電など豊富な機能を備える。2024年後半の発売を予定しており、価格は未定。
31.5インチの4K(3,840×2,160、16:9)QD-OLEDパネルを搭載し、最大240Hzのリフレッシュレートと最短0.03msの応答速度を実現している。コントラスト比は1,500,000:1。色域のカバー率は、Display P3 99%、Adobe RGB 97.5%、sRGB 100%、BT.2020 80%となっている。パネル寿命を伸ばすOMEN Tempest Monitor Coolingテクノロジーを搭載しており、3年保証が付いてくる。
OMENシリーズ初のDolby Vision搭載モニターであり、また同シリーズで初めてVESA DisplayHDR True Black 400認証を取得した。DisplayHDR 1000と比較して、ダイナミックレンジが最大50倍向上し、4倍高速に立ち上がる。HyperXによってチューニングされたオーディオを搭載し、Omen Gaming Hubに接続してEQなどをカスタマイズできる。
インターフェイスは、映像ポートがHDMI 2.1×2、DisplayPort 2.1×1、USB Type-C×1。そのうちのUSB Type-CはDisplayPort Altをサポートし、最大140WのUSB Power Delivery給電が可能となっている。さらにUSB-A 3.2×2、USB-C 3.2×1を備える。
USBハブは切り替え可能な独立したポートになっており、スマートなKVM機能で接続機器をシームレスに切り替えられ、また接続する複数のデバイスをピクチャー・イン・ピクチャー・モードでディスプレイに表示し、デバイス間でファイルをドラッグ&ドロップすることができる。