ソフトバンク時代の上林誠知 (C) Kyodo News

◆ 笘篠氏は自らの経験も交えてエール

 球団初の2年連続最下位に沈んだ中日は、このオフには攻撃力アップを目指し大型補強で巻き返しを図っている。

 その中でも8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した笘篠賢治氏は「ソフトバンクではなかなか掴みきれなかった上林選手ですけれども、能力は高いんですよね」と、元ソフトバンクの上林誠知に熱視線。

 「チームが変わったときはチャンス」と繰り返し「どうしても上林くんは打てなかったときに次の打席でも引きずってしまうところがあったので、少しずつは解消されてきたとは思うんですけど、本当に打つんだ、打てるんだということだけを考えてやってもらいたいと思いますね。私も自由契約になって移籍した経験があるので、これは性格も変えるチャンスなんです」とヤクルトから戦力外を受けながらも、広島に移籍し開幕スタメンを勝ち取った自らの経験も交えてエールを送った。

 17年に134試合、18年には全試合出場で22ホームランと結果を残しながら、近年は怪我に泣いた元プロスペクト。新天地での活躍に注目が集まる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』