BIGLOBEは「コロナ禍を経て、人とのつながりに関する意識調査」結果を1月4日に発表した。同調査は、2023年11月16日~11月17日の期間、全国の20代から50代の男女1,000人を対象に、インターネットを用いて行われた。
全国の20代から50代の男女1,000人に「コロナ禍で人とのつながりが減ったと思うか」と質問したところ、「減ったと思う」(19.9%)、「やや減ったと思う」(37.8%)をあわせ約6割が「減った」と回答した。
また、人とのつながりについて複数の質問をした。友だちの有無について、「友だちがいない」と回答した人は「あてはまる(17.9%)+やや(25.7%)」を合計して43.6%にのぼった。
続いて、有職者の男女733人を対象に、会社以外の人とのつながりについて調査。「会社以外の人とのつながりがまったくない」と回答した人は、約4割(あてはまる(13.8%)+やや(24%)の合計)という結果に。
男女別に見ると、男性(40.5%)の方が、女性(34.2%)よりも多かった。年代別では、20代(48.2%)が他の世代に比べ、会社以外の人とのつながりがないことが明らかに。
さらに、コロナ禍を経て「お一人様で行動するのが好き(お一人様でも気にならない)」という人は、「あてはまる(37.1%)+やや(35%)」をあわせ7割強に。年代別では年代が高い層(50代:77.6%)ほど「お一人様で行動するのが好き(お一人様でも気にならない)」という結果となった。
全国の20代から50代の男女1,000人に、これから、人とのつながりを「増やしたい」かどうかを質問。「増やしたい」と回答した人は、「あてはまる(9.2%)+やや(27.9%)」をあわせ37.1%に。年代別では、20代が48.4%(あてはまる+ややの合計)と約半数が人とのつながりを「増やしたい」と回答し、他の世代を上回る結果となった。
一方、人付き合いは「面倒」と回答した人は、66.7%(あてはまる+ややの合計)に。また、男性(64.2%)より、女性(69.2%)の方が面倒だと感じている割合が高かった。年代別では20代(64.4%)、30代(64%)に比べ、40代(68.8%)、50代(69.6%)の方が高いことが明らかに。