今年で令和が始まってから6年目を迎える。令和がスタートした2019年5月1日から昨シーズン終了時点の令和のパ・リーグ成績がどうなっているのか見ていきたい。
1位はソフトバンクの341勝290敗34分、勝率.540。20年にリーグ優勝し、21年こそ60勝62敗21分負け越しリーグ4位に終わったが、そのほかのシーズンは全てAクラス。19年、20年、22年は貯金10以上作っているのも大きい。
2位は329勝302敗35分、勝率.521のオリックス。19年と20年は大きく負け越したため、ソフトバンクに及ばず2位だったが、21年からはリーグ3連覇。山本由伸(現ドジャース)、宮城大弥を中心とした投手陣で守り勝つ野球を展開している。
3位は324勝312敗31分、勝率.509のロッテ。22年以外は全て勝率5割を上回り、21年にはオリックスと激しいリーグ優勝争いを展開。翌22年は5位に終わったが、直近4年では2位、2位、5位、2位と安定した戦いを続けている。
4位は楽天。318勝318敗31分、勝率.500だ。毎年勝率5割前後の戦いをし、昨季は70勝71敗2分の4位。近年はシーズン序盤に勝ち星を伸ばしながら、シーズン最終盤に失速するというシーズンが続いていたが、昨季は後半戦に勝負強さを見せた。
5位は西武で318勝323敗26分、勝率.496。18年と19年にリーグワーストのチーム防御率だった投手陣を山賊打線が援護し、リーグ連覇を達成。20年以降、徐々に投手力をつけていき、気がつけば投手を中心にした守り勝つ野球へと変貌した。
6位は日本ハムで280勝354敗32分、勝率.442。20年以降は5位、5位、6位、6位と、令和に入ってから勝率5割を上回ったシーズンがない唯一のチーム。野手、投手ともに期待の若手が多くおり、近い将来再び強いファイターズを取り戻す可能性は高い。
1位 ソフトバンク 341勝290敗34分 勝率.540
19年:61勝52敗3分
20年:73勝42敗5分 1位
21年:60勝62敗21分 4位
22年:76勝65敗2分 2位
23年:71勝69敗3分 3位
2位 オリックス 329勝302敗35分 勝率.521
19年:52勝61敗4分
20年:45勝68敗7分 6位
21年:70勝55敗18分 1位
22年:76勝65敗2分 1位
23年:86勝53敗4分 1位
3位 ロッテ 324勝312敗31分 勝率.509
19年:58勝57敗3分
20年:60勝57敗3分 2位
21年:67勝57敗19分 2位
22年:69勝73敗1分 5位
23年:70勝68敗5分 2位
4位 楽天 318勝318敗31分 勝率.500
19年:58勝57敗3分
20年:55勝57敗8分 4位
21年:66勝62敗15分 3位
22年:69勝71敗3分 4位
23年:70勝71敗2分 4位
5位 西武 318勝323敗26分 勝率.496
19年:68勝50敗0分
20年:58勝58敗4分 3位
21年:55勝70敗18分 6位
22年:72勝68敗3分 3位
23年:65勝77敗1分 5位
6位 日本ハム 280勝354敗32分 勝率.442
19年:53勝61敗3分
20年:53勝62敗5分 5位
21年:55勝68敗20分 5位
22年:59勝81敗3分 6位
23年:60勝82敗1分 6位