JR東日本は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、夕夜間の小淵沢駅において中央本線・小海線の運転間隔を一部変更すると発表した。中央本線は下り普通列車1本を増発。小海線は20時台の下り普通列車を繰り上げ、19時台の発車に変更する。
現在、夕夜間の18~21時台に小淵沢駅を発車する上諏訪・松本方面の下り普通列車は4本。内訳は18時台に2本(18時9分発・18時35分発、ともに松本行)、20時台に1本(20時38分発、松本行)、21時台に1本(21時38分発、松本行)。19時台に発車する下り普通列車がなく、運転間隔に2時間の空きがある状況だった。
3月のダイヤ改正で、小淵沢駅を19時40分に発車する長野行の下り普通列車を設定。現在、茅野駅を20時4分に発車する下り普通列車が長野行として運転されており、小淵沢~茅野間を走る普通列車の所要時間がおおむね20分強であることから、この列車が小淵沢駅まで運転区間を延長するものとみられる。ダイヤ改正後、18~21時台に小淵沢駅を発車する下り普通列車が5本に増え、18時35分以降は約1時間おきに下り普通列車が発車。甲府方面から運転される小淵沢行の下り普通列車との接続も改善される。
小海線も夜間に運転される下り普通列車1本を変更。現行の小淵沢駅20時4分発、小諸行の列車を約1時間繰り上げ、小淵沢駅19時2分発の中込行として運転する。これにともない、小海~中込間で下り最終列車の時刻が繰上げに。なお、この列車は中込駅到着後、同一編成でそのまま小諸行として運転するとのこと。