1月14日からスタートする西島秀俊主演のTBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜21:00~、初回25分拡大スペシャル)の制作発表会見が8日、都内で行われ、西島、芦田愛菜、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、石田ゆり子、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二が登壇した。
本作は、天才指揮者だったが“ある事件”で家族も音楽も失った父親・夏目俊平(西島秀俊)と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘・響(芦田愛菜)が、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていくヒューマンドラマ。
西島は「台本上はポンコツの父親としっかり者の娘という話だったんですけど、皆さんのイメージと違って意外と芦田さんってポンコツで、しょっちゅう物にぶつかったりこけたりしているので、ただの似たもの親子がケンカしているようになっていて、現場で起こるケミストリーというか、人が演じるってこういうことなんだなって。とても面白いです」と芦田のポンコツな一面を明かし、芦田は「否めないです。けっこうポンコツで」と笑った。
こけた場面はドラマで採用されたそうで、芦田は「怒って階段を上がっていくシーンがあったんですが、リハーサルのときに転んでしまって、監督とかが『さっきのいいね』って。採用されてしまいました」と説明。西島は「完璧なイメージみんな持っていると思うけど、けっこうポンコツですからね」と話していた。