JR西日本は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、奈良線において平日19時台に運転される京都発宇治行の下り普通列車を城陽行に変更して運転区間を延長し、京都駅から城陽駅に先着する列車を1本増発すると発表した。
この列車は京都駅19時23分発・宇治駅19時46分着で運転され、宇治駅で京都発奈良行の区間快速(宇治駅19時54分発。京都~宇治間で快速運転を行い、宇治~奈良間は各駅に停車)に接続している。ダイヤ改正後も京都駅の発車時刻に変更はないが、行先を現行の宇治行から城陽行に変更。これにより、延長する区間の各駅(JR小倉駅、新田駅、城陽駅)で利用が便利になるという。
奈良線は京都~奈良間の快速(みやこ路快速)・区間快速・普通列車をはじめ、京都~宇治・城陽間の普通列車も運転。京都~城陽間の普通列車は日中時間帯も多数設定している一方、京都~宇治間の普通列車は平日朝および平日・土休日の夕方以降のみとなっている。平日19時台に運転される京都発宇治行の下り普通列車を京都発城陽行に変更することで、平日の下り列車は8時45分頃から20時40分頃まで奈良行または城陽行のみになることが見込まれる。