米Microsoftは1月4日(現地時間)、同社がWindows向けに展開しているAIアシスタントツール「Copilot」専用キーをキーボードに追加すると発表した。キーボードへの固有キー追加はWindowsキー以来、約30年ぶりになるようだ。
モバイル向けUSレイアウトにおけるスペースキーの右側にあるAltキー、矢印キーのすぐ左側に「Copilot」キーが追加されるという内容。Microsoftはこの発表に際して「2024年はAI PCの年になる」と理由について説明。Windowsに備え付けた新機能「Copilot」を一発で呼び出せるようにすることで、ユーザー体験を強化するとしている。
1月に実施予定で目前に迫るCES 2024でもCopilotキー搭載製品が数多く展開されるとのことで、Surfaceデバイスにも搭載予定。今月末から今年の春にかけて搭載製品が投入されていくという。
なお、日本語レイアウトにおいてCopilotキーになる位置には同時押し用の「Fn」キーが設置されていることが多い。変換する必要のない英語入力ユーザーにとって、スペースキーの右側エリアはデッドスペースとして考えられているのかもしれない。