テレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』(全9話 毎週金曜23:15~※一部地域除く)のスピンオフドラマ『おっさんずラブ‐リターンズ‐ 春田と牧の新婚初夜』がこのたびTVerで配信スタートされた。(この記事は、本編第1話のネタバレを含みます)
■田中圭×林遣都×吉田鋼太郎『おっさんずラブ-リターンズ-』
モテない独身ポンコツサラリーマン・春田創一(田中圭)、ピュアすぎる乙女心を隠し持つおっさん上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)のピュア過ぎる愛を描き、世界で大ブームを巻き起こした『おっさんずラブ』(2018年)から5年、続編となる『おっさんずラブ-リターンズ-』では、アラフォーになったはるたん&牧の“夢の新婚生活”が描かれる。
■『おっさんずラブ-リターンズ-』第1話
第1話では、春田がシンガポール勤務から帰ってきた牧と念願の新婚生活をスタートさせるも、お互い会社で責任ある仕事を任されるようになり、多忙な共働きで、理想とはほど遠い日々を送ることに。そんな2人のもとに、早期退職して再就職を果たした家政夫の武蔵さん(吉田鋼太郎)が降臨。即座に「チェンジ」を申し出る牧だが、あれよあれよという間に契約をし、自宅の鍵まで渡す羽目に。当時の“はるたんラブ”はどこへやら、武蔵はどこかよそよそしく、ビジネスライクな態度で、プロフェッショナルな仕事ぶりを貫くのだが、牧はかつての恋敵の出現にイヤな予感でいっぱいになる。コロナ渦の遠距離恋愛を経て、やっと一緒に暮らし始めた春田と牧だが、価値観の違いや、日々の家事など小さなことで喧嘩になってしまい、「恋愛」と「結婚」の大きな違いを思い知る。しかし、そんな彼らに黒澤は「違くていい。自分と違うからこそ、広がる世界もある」「日々お互いを知り、許し合い、認め合う。そうしてだんだん、家族になっていく。新婚生活というのは、家族になるための入口なのだ」と諭す。
雪が舞い散る夜、「牧が頑張ってるのは世界で一番、俺が知ってるから」と働く牧を迎えに行き、カイロで頬をむぎゅっと挟んであっためる春田。牧もまた、酔っぱらってマフラーをなくしてしまった春田に、サプライズで真っ赤なマフラーをプレゼントする。そして初詣へと繰り出し「幸せな家族になれますようにー!」と願いを叫び、笑い合った2人。5年経っても変わらない、正に“おっさんずワールド”全開な第1話となった。また、吉田のそっくりさんとして一世を風靡した、ものまね芸人のトラチャンも登場した。来週12日には、第2話「渡る世間に武蔵あり」が放送される。
■TVerスピンオフ『春田と牧の新婚初夜』
このたびTVerで配信が始まったスピンオフドラマ『おっさんずラブ‐リターンズ‐ 春田と牧の新婚初夜』では、ドラマ本編では描ききれなかった、春田と牧の新婚初夜の物語が描かれる。お酒を飲んだり、牧のシンガポール土産を開封したり、これから家族の拠点となる新居のルームツアーで大はしゃぎ。広いお風呂、寝室などを仲良く見て回る2人だが……ファンの期待を裏切らない展開が待ち受ける2人の新婚初夜となっている。
【編集部MEMO】第2話「渡る世間に武蔵あり」あらすじ
待ちに待った新婚生活がスタートし、ウキウキ上機嫌の春田創一(田中圭)。牧凌太(林遣都)と一緒に朝ごはんを食べて、いざ出勤…と家を出ると、隣の家の前に“血だらけの男”が…。慌てて駆け寄ると、なんとその男は、転職してきた謎多き部下・和泉幸(井浦新)だった。唖然とした春田が救急車を呼ぼうとした瞬間、和泉宅のドアから、ゆるーいテンションで現れたのは、謎の移動式おかかおむすび専門店の店主・六道菊之助(三浦翔平)。倒れている和泉を見てもまったく動じない菊之助は、「これは見なかったことに」と笑顔で春田に告げ、ひょいと和泉を抱きかかえて爽やかに家の中に入っていく。衝撃的な光景が頭から離れぬまま、出社してミーティングに参加する春田。一方、なんだかんだと週3で、春田と牧の新居にやってくる家政夫の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)。相変わらずプロフェッショナルな仕事ぶりを貫くも、そのうち、日々の掃除の仕方についてネチネチと小言を言い始める。対する牧も、料理の味付けの濃さにクレームを入れ始め、2人は一触即発状態に。永遠のライバル、武蔵VS牧の“地獄の嫁姑バトル”が開戦する!?