JR西日本は5日、年末年始期間(2023年12月28日から2024年1月1日まで)の北陸新幹線および在来線の特急「サンダーバード」「しらさぎ」の利用状況について発表した。「令和6年能登半島地震」の影響で1月1~2日に運転見合わせとなったが、北陸新幹線の利用者数は前年度を上回った。
同社管内の北陸新幹線における年末年始期間の利用者数は24万1,000人。内訳は「かがやき」15万人、「はくたか」9万1,000人だった。2018年度比は88%でコロナ禍前の水準には戻っていないが、前年度比は101%に。北陸新幹線の下りピーク日は12月29日、上りピーク日は1月3日だった。
在来線の特急「サンダーバード」は年末年始期間に16万8,000人が利用し、前年度比100%・2018年度比83%に。特急「しらさぎ」は年末年始期間に6万8,000人が利用し、前年度比99%・2018年度比81%となった。新幹線・在来線合計の利用者数は47万8,000人(前年度比100%・2018年度比85%)。地震の影響による運転見合わせがあったものの、おおむね前年度並みの利用があった。