「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパンは、「中3受験生への保護者のサポートに関する実態調査」の結果を2023年12月21日に発表した。調査は2023年11月30日〜12月5日の期間、受験を控える中学3年生の子を持つ保護者880名を対象にインターネットで行われた。
受験生の子どものサポート時に、足を引っ張っていると感じることがあるか質問したところ、43.2%が「ある(+時々ある)」と回答。「ない」としたのは56.8%だった。
足を引っ張っていると感じるのはどのような時か尋ねると、最多回答は「小言を言った時」(53.2%)だった。次いで「子どもと口げんかなどのトラブルになったとき」(35.8%)、「効果的なアドバイスができなかったとき」(32.9%)と続いた。
続いて、受験情報を取得する方法について聞くと、最も多かったのが64.4%の「学校からの配布物」。次いで「Webサイト、アプリ」(46.1%)、「塾、予備校」(44.1%)が続く結果に。
また、子どもの受験サポートをするにあたり、大変だと感じていることを質問したところ、45.9%が「モチベーション管理」と回答。次いで「体調管理」が45.8%、「メンタルサポート」(35.0%)と続いた。「大変だとは感じない」と答えは10.9%だった。
子どもの受験サポートでどのようなストレスを感じているかについては、34%が「子どもの勉強に対する姿勢」と回答。次いで「子どもの成績」(33.2%)、「受験に対する不安」(31.0%)という結果に。「ストレスは感じない」と回答したのは19.9%だった。
受験生の子どもによく言うセリフは、「頑張れ」が28.2%で最多に。次いで「早く寝なさい」(26.0%)、「勉強しなさい」(24.1%)と続いた。「その他」の意見としては、「後悔しないように」や「やればできる」などのセリフが寄せられた。
一方、受験生の子どもにストレスを与えたことがあるセリフについて尋ねると、最多回答は「勉強しなさい」(23.0%)だった。以降、「頑張れ」(11.6%)、「●●(苦手な教科)は大丈夫?」(9.9%)と続いた。