Minisforumは1月4日、同社初となるWindowsタブレット製品「Minisforum V3」を今年第一四半期中に発売すると明らかにした。今のところ発表されていないAMD製最新Ryzenプロセッサの搭載をほのめかしており、Ryzen 8040「Hawk Point」シリーズの投入が行われるかもしれない。
Zen4ベースの4nmプロセス製CPUを搭載するという14インチWindowsタブレット製品。プロセッサのSKUについて正確なものは公開されていないが、8コア16スレッド、ベース動作周波数3.3GHz、ブースト動作周波数5.1GHz、16MBのL3キャッシュにRadeon 780Mの統合グラフィックスを組み合わせており、さらに専用のXDNA AIコアも内蔵する。メモリもLPDDR5 6400の高速なものが組み合わされ、プロセッサ全体で28Wの最大消費電力量を実現するとしている。
ディスプレイはアスペクト比16:10の2,560×1,600ドットで、165Hzの高速リフレッシュレートを実現。500nitの高輝度で見やすく、付属のスタイラスで4,096段階の筆圧検知もサポート。ボディはマグネシウム合金製で、4つのスピーカーを組み合わせて高品質な音声再生に対応するという。
本体のVLink端子を備えてDisplayPortによる映像“入力”にも対応し、外部ディスプレイとしても利用できるようだ。重さは956g。