JR西日本は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、夕方以降の時間帯に特急「くろしお」の和泉府中駅停車を拡大すると発表した。新大阪駅17時13分発の「くろしお21号」以降、すべての下り列車が阪和線の和泉府中駅に停車する。
特急「くろしお」は新大阪駅(一部列車は京都駅)から和歌山・南紀方面へ運転。阪和線では、すべての列車が日根野駅に停車するほか、朝の時間帯に運転される上り列車(新大阪行)、夕方以降の時間帯に運転される下り列車(和歌山行など)の一部で和泉府中駅と和泉砂川駅に停車している。
現在、和泉府中駅に停車する下り列車は夜間の「くろしお33・35号」(現行の時刻は和泉府中駅22時24分発・23時27分発)のみだが、ダイヤ改正で新たに「くろしお21・23・25・27・29・31号」が停車(ダイヤ改正後の時刻は和泉府中駅17時52分着・18時52分着・19時22分着・19時52分着・20時52分着・21時51分着。「くろしお31号」は臨時列車で週末を中心に運転)する。
特急「はるか」の下り列車(関西空港行)も、現在は「はるか43号」(現行の時刻は和泉府中駅17時37分発)から「はるか59号」(現行の平日時刻は和泉府中駅21時38分発)まですべての列車が和泉府中駅に停車しており、ダイヤ改正後は17時30分以降の下り「はるか」「くろしお」全列車が和泉府中駅に停車(18~21時台は毎時3本以上停車)。平日の通勤や土休日のお出かけなどで帰宅する際、新大阪駅・大阪駅(うめきたエリア)・天王寺駅から和泉府中駅への利用がより便利になる。