ヨドバシはコロナ5類移行のためか、待機者多し
編集H「前に相談してた初売りなんですが、どうしましょうか。僕はライターさんをめちゃくちゃ寒い初売り現場に放り込むのはどうなんと思っており……。」
小林「歴代担当編集とは全然違いますね(笑)。恒例企画なので行きますよ」
編集H「じゃあお願いしてもよいでしょうか。風邪とかひかないようにしてくださいね」
小林「でも、今年はアイテムがイマイチという事前情報があって悩んでます」
という担当編集とのやり取りがありつつ、今年も初売りの季節がやってきました。筆者はヨドバシ.com通販抽選が一次も二次もハズレという状況でしたが、ヨドバシカメラの初売りは抽選販売とほぼ同じ商品を販売します。ヨドバシは先着順なので気合さえあればなんでもオッケー。
さて、大みそか。X(旧Twitter)を見てラインナップをチェックしていたのですが、今年はどうも販売アイテムがイマイチです。iPhoneはなかなかいいなと思いましたが、「転売チーム」が根こそぎかっさらっていくでしょう。
普段狙っているAndroidも今1つですし、ヨドバシカメラの福箱は「型落ち、ないしは販売開始から日数が経っているけど、実勢価格より安い」というのが定説になっています。そこでAndroidを狙うのは微妙。
今回買うなら日ごろから気になっている取材用のカメラなんですが、帯に短し襷に長し。高倍率高画質コンデジが最有力候補ですが今回は見当たりませんでした。なので、高画質レンズ一体型デジタルカメラが少々デカめな上に予算オーバーですが購入物件となりそうです。
レポート仕事なので徹夜は覚悟。ということで高温カイロ二個とそれなりの防寒上着を装備し、寝袋を持って出かけてきました。秋葉原に到着したのは22:15頃。ヨドバシカメラAkibaに行くと……私が行った前回、前々回より人が多い!
いままではイベントゾーンの行列に入っていましたが、今年は昭和通り口の入口から秋葉原駅方向の通路な上、寝袋が展開できず失敗(結構な方が折りたたみいす持参でした)。防寒体制は上着だけでなく、オーバーパンツ、目出し帽も用意するべきでしょう。
通路側の待機列は二列用意されており、これが終電あたりのタイミングで大体埋まりまして、かなり人が多めにいるという感じです(二列目最後の人に伺ったところカウントダウンイベント帰りなので1時過ぎ」とのことでした)。
私が一列目のかなり後ろの方、割込防止券は186番。今年は非常に早くから列ができていたようで、Xには昼過ぎに行列ができ始めていた旨の投稿がありました。みなさん気合入り過ぎですよ!
年末は終電後も通夜運転を行っているので、それからもポチポチと人は来ており、通路から外れた中央改札口側のエントランス近辺にも行列が続いていました。ちなみに長時間の離脱はNGですが、近所のコンビニとか地下三階のトイレに行くのはオッケー。
でも地下三階で暖を取る人とトイレ待ち行列でちょっと大変でした。男子トイレは終始待機列があったようです。トイレはギリギリまで我慢せず、早めに行った方がよいでしょう。あと仮眠できないのが問題です。
動きがあったのは2:30頃とかなり早め、そろそろ整理券を配布するので割込防止券を用意してくださいという声がありました。私のいる列はチケットワゴンに直接アクセスできない関係で、前まで歩いて整理券を受け取ってから再度待機列の後ろから詰めて元の場所に戻る、というスタイル。
整理券が真っ先になくなったのが「SIMフリースマホ iPhoneの夢(150,000円)」、次が「フルサイズミラーレス一眼デジタルカメラとズームレンズセットの夢(250,000円)」と「サーフェス Laptopの夢(90,000円)」。ここまでの3製品はイベントフロアにいる待機者に整理券を配布している時点で切れており、配布完了告知の声がありました。
ということで狙い通りの「高画質レンズ一体型デジタルカメラの夢(70,000円)」の整理券をゲットできました。コロナ禍後の取材でカメラの画質に問題を感じていたので、デジカメが欲しくなってきていたところ。整理券の番号は7番で、始発で来てもギリギリ大丈夫だったかもしれません。その後「サーフェース Laptop Goの夢(70,000円)」も配布終了。
ヨドバシカメラ秋葉原の元旦の営業開始は8時から。始発(?)とともに人が来ており、4時ごろには秋葉原中央改札口のエントランス前にも行列ができ始め、6:30時点で地下駐車場入り口付近まで伸びていました。
この段階で「iPad(10.2インチ)の夢(40,000円)」、「ミラーレス一眼デジタルカメラ(Wズームレンズキット)の夢(100,000円)」、「防水コンパクトデジタルカメラの夢(45,000円)」、「高画質レンズ一体型デジタルカメラの夢(70,000円)」、「一眼レフデジタルカメラ(レンズキット)の夢(120,000円)」、「ブルーレイレコーダー(4Kチューナー内蔵)の夢(30,000円)」が売り切れており、今年はカメラが全般に人気だったようです。
例年、開店にレジ前まで行列を作るスタイルで、今年は7時ごろから入店が開始されて寒さから解放されます。並んでいるとアナウンスが流れて開店を繰り上げるとのこと。これは助かります。
決済を済ませたのが7:45頃。この時点でカメラ関連がさらに1種類、ゲーム機のPS5、ノイズキャンセルイヤホンが売切れと、元々高いけれどもオトクというものが人気という感じでした。ちなみにヨドバシAkibaは寛容で、体力さえあれば商品を持ったまま二周目の列に突入することも可能です。
ドスパラ秋葉原本店限定福袋は完全に出遅れ。ビックカメラは抽選ハズレ
店を出たのが8時前ということで、急いで行ったのがドスパラ秋葉原本店。今年はSSDの福袋を出しており、88名限定で「5000円で512GB SSD、アタリだと1T/2TB」ということで行きました。
が、行列の人数を見ると明らかに出遅れでした。一応列には並んだものの、店の前に行く前にアッサリ配布終了。
目の前で配布終了になった方に「いつ来ましたか?」と伺ったところ「筑波から始発で来て、6時ごろ到着」と2時間待ってダメという状況だったようです。ちなみにその後「パソコン5,000円引きクーポン」が希望者に配られていました。
最後に行ったのがビックカメラ。ビックカメラは先着と抽選のミックスのようです(商品は異なります)。秋葉原店のチラシは有楽町店と合同のもので、秋葉原店の方が商品数も販売数も少ないため、今回は有楽町店に行ってみました。
あれば購入しようと決めていたのが抽選販売の「iPad(10.2インチ)(29,800円)」で、最初行った際には割込防止券が80番台でしたが、一旦辞退して朝飯を食いながら何を買おうか考えていたところ180番になりました。最終的に抽選販売には600人ほど並んだようです。
有楽町店は10台を販売すると書かれており、私が整理券をもらった時点で100番を超えていたため、これは無理だろうと断念。家に帰ってXの当選発表を見ましたが、発表番号の最後を見ると258番が当選と、1/3以上の人がiPad目当てに並んでいた感じです。
というわけで、今回の戦利品はヨドバシカメラで購入に成功した「高画質レンズ一体型デジタルカメラの夢(70,000円)」。中身はLUMIX DC-FZ1000M2、SanDisk 128GBカード、ケース+耳かきでした。LUMIX DC-FZ1000M2はすでに生産終了品ですが、お値段以上でしょう。
2021年11月以降Pixel 6Proを主に取材用カメラとして使っているのですが、今後FX1000M2がメインカメラに昇格するのか、はたまたPixel 8 Proが機材として加わるのか、やっぱりPixel 6 Proがそのまま使われるのかまだわかりませんが、オフライン取材の画質は確実に向上するはずです(ちなみに今回の画像はすべてPixel 6 Proで撮影しています)。
ヨドバシAkibaのお年玉箱で「LUMIX DC-FZ1000M2」をゲット! ドスパラとビックカメラは購入失敗でした…。https://t.co/z9uwZtEEyI pic.twitter.com/FTIuA8QudH
— マイナビニュース「+Digital」 (@mn_pc_digital) January 3, 2024