大谷翔平を逃し失敗? 米メディアが指摘「異例のオフシーズンだった」【…

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 ロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった大谷翔平選手と、オリックス・バファローズからポスティング公示された山本由伸投手は、いずれもロサンゼルス・ドジャースと契約した。その両選手の獲得を逃したシカゴ・カブスが、現時点で一人も補強していないことを、米メディア『カビーズ・クリブ』が指摘している。
 

 
 今オフのFA市場は、大谷の激しい争奪戦で幕を開けた。野球界における話題は大谷一色となり、去就が注目されたが、最終的にドジャースと10年契約を結んでいる。その後、ドジャースは積極的に補強を進め、2対2のトレードで、タイラー・グラスノー投手とマニュエル・マーゴット外野手を獲得したり、注目の的だった山本を獲得した。大谷と山本については、カブスも移籍先候補の一つとして挙げられていたが、最終的にカブスはどちらの選手も逃している。
 

 
 同メディアは、カブスの補強が進んでいないことに注目し「異例のオフシーズンだったことは間違いない。大谷と山本のFA交渉は、間違いなく市場全体のペースを落としたが、それから各球団は方向転換を始めている」とし、「カブスはまだ慌てる時ではないが、次に倒れるドミノになりそうな大物FAのコディ・ベリンジャーさえも逃した場合、パニックボタンを押す必要があるだろう」と伝えている。
 

 

 
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