VAIOが“定番PC”と銘打って展開するノートPC「VAIO F16 / F14」に、なんと『ムーミン』コラボレーションモデルが投入されました。同社はこれまでにもBEAMSとコラボしたことがありますが、版権コラボはだいぶレア。世界中で親しまれるムーミンをボディにあしらったコラボモデルの実機を、発売に先駆けて眺めることができました。
パッケージから外装、壁紙まで抜かりないコラボモデル
今回紹介するのは、16型モデルの「VAIO F16」のコラボモデル。ベースとなった製品についてかんたんに紹介しておくと、VAIOが一般家庭用に訴求するべく“定番PC”として展開されているモデルです。画面が16型と広く、一般的なものより縦に大きいために視認性が良好。最新パーツでさくさく動作し、一昔前のノートPC体験を覆すことができるモデルです。詳細はぜひ『「VAIO F16」レビュー - VAIOが考える新しい「おうち向けパソコン」って?』もあわせてご確認ください。
コラボモデルはウォームホワイト、ネイビーブルー、サテンゴールド各色に用意されていますが、今回はネイビーブルーの実機をチェックしてみました。
写真を見てもらえばわかるように、天板にレーザー刻印でムーミンオリジナルデザインがあしらわれています。ステッカーを貼らずとも標準でかわいいデザインが楽しめる、貴重なモデルになっているというわけ。
また、天板と同じデザインの壁紙をプリインストールしている点もポイント。このイラストを見てみると、ネイビーは水をフィーチャーしたデザインになっているようで、ムーミンの登場キャラがゆったり船に乗ったり釣りをしたりしている様子がわかります。本体カラーにあわせたグラフィックという凝った仕様、個人的にとてもぐっときたポイントです。
性能面は上述したレビュー記事でも紹介していますが、第13世代Intel Core搭載でもちろんさっくさっく。Speedometer 2.1での計測は350を超えており、普段使いで動作の遅さが気になることはまずないでしょう。ちなみに今お使いのPC性能はここ(Speedometer 2.1(外部リンク))で計測することができるので、試して比べてみてください。
コラボ先が『ムーミン』でよかった!
ここまでさっくりと『ムーミン』×「VAIO」なVAIO F16について見てきた本記事。個人的に最も嬉しかったのは、VAIO F16のコラボを『ムーミン』と実施したセンスの良さです。このモデルは常々「長く使ってもらいたい」とアピールしているので、すぐ陳腐になるような流行りのコンテンツとコラボしていたのでは本末転倒。まさに世界中で長く愛され続けている『ムーミン』なら、VAIO F16が体現したいコンセプトとぴったりマッチしているように感じました。
今回はネイビーを紹介しましたが、明るく華やかなウォームホワイトやサテンゴールドのカラーバリエーションも展開中。「どうせ買うならコラボモデルのほうが欲しいかも!」と自信を持ってオススメしたくなる一品です。
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