正月恒例のテレビ朝日系スポーツバラエティ特番『夢対決 2024 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』(17:00~)がきょう2日に放送される。
■ゴルフ対決に右京姿の水谷豊、リベンジを狙う小栗旬登場
ゴルフ対決には、2023年、そろって優勝を飾り注目を浴びた双子の姉妹ゴルファー・岩井明愛(あきえ)、岩井千怜(ちさと)の“岩井ツインズ”が初参戦。そして、2年連続で年間女王に輝いた山下美夢有、いまや『スポーツ王』常連・渋野日向子、原英莉花、小祝さくらといった人気・実力を兼ね備えた華やかな女子プロたちが大集結する。さらに、前回の卓球対決に続き、『相棒』杉下右京そのもののロングコート姿で現れた水谷豊、そして昨年のリベンジを果たすべく小栗旬が特別ゲストとして登場、ゴルフ対決史上最多人数で熱戦を繰り広げる。恒例の浮島キャッチングには、キャッチング軍団のリーダーとして、21年ぶりにゴルゴ松本が復帰。はたして、見事ボールをキャッチすることができるのか。さらに打って走ってタスキをつなぎ、カップインまでのタイムを競う「駅伝タイムアタック」では、「こんな右京さん見たことない!」と水谷が見せた奇跡に木梨は大興奮。小栗は昨年のリベンジをはたせるのか。
■メジャーから鈴木誠也&WBC優勝に貢献した近藤健介ら参戦
「リアル野球BAN」では石橋ジャパンに、ゴルゴ松本をはじめ、吉岡雄二、原口文仁、現役引退後も精力的に活動する杉谷拳士という、帝京魂あふれる強力な面々が。迎え撃つチーム侍は、WBCで不動の2番打者として出塁率も5割と躍動した近藤健介、WBCでも主力選手として優勝に貢献した甲斐拓也、2023年も自己最多の134試合に出場し大活躍の松本剛、そして、日本人右打者としては快挙となるシーズン20本塁打を達成したメジャーリーガー・鈴木誠也が3年ぶりに参戦する。しかし、これだけ強力なメンバーであっても、石橋の配球には歯が立たない!? 公式戦では絶対に見られない、一流選手たちの“まさかの姿”に注目だ。
■サッカー対決では森保ジャパンの海外組が躍動
「サッカー対決」では、今回も木梨ジャパンvs矢部ジャパンが激突。日本代表から、伊東純也、遠藤航、谷口彰悟、古橋亨梧、相馬勇紀、菅原由勢、シュミットダニエル、そして小久保玲央ブライアン、期待の新星デューフ エマニエル 凛太朗が参戦する。さらに元日本代表・中田浩二、中澤佑二、サッカー愛溢れる伊藤淳史、ローランド、シュウペイらも。日本代表選手たちからどんなスーパープレーが飛び出すのか。還暦を超えた木梨の全力プレーや、まだまだサッカー芸人の称号を若手に渡すわけにはいかない矢部の奮闘、ローランドらサッカー経験のある芸能人らの活躍など、見どころ盛りだくさんとなっている。
■パリ五輪出場を決めた男子&最終予選に挑む女子日本代表選手集結
バスケットボール対決には、『FIBAバスケットボールワールドカップ 2023』で歴史的勝利、自力でパリ五輪出場権を得た男子日本代表と、2月に行われる最終予選でパリ五輪出場を目指す女子日本代表の面々が集結。男子日本代表キャプテン富樫勇樹、W杯での活躍で日本中を虜にした河村勇輝、迫力満点のダンクで知られる馬場雄大、W杯で何度も日本を救ったジョシュ・ホーキンソン、抜群のフィジカルを誇るオールラウンダー・吉井裕鷹、ディフェンスの要・原修太、さらに女子日本代表の髙田真希、宮崎早織、そして馬瓜エブリンや八村阿蓮、俳優界から満島真之介が参戦する。エブリンvs宮崎の“ライバル対決”、富樫vs河村の“日本代表司令塔対決”など、最後の最後まで、勝敗がわからない白熱した展開が繰り広げられる。監督として勝負を見守った石橋が「ある選手の問題のシーンがあるんです(笑)。ぜひ視聴者の皆さんも、そのシーンを見てもらって、考えていただきたい」と話すシーンとは。
■3年ぶりに復活のテニスでは夢の対決が
テニス対決では、石橋チームと木梨チームが熱戦を繰り広げる。17歳で世界ランキング1位、史上最年少で4大大会を制覇を果たした車いすテニスプレーヤー・小田凱人が初参戦。そして、車いすテニスでオリンピック4大会連続金メダル、4大大会で優勝50回、国民栄誉賞も受賞したスーパーレジェンド・国枝慎吾が3年ぶりに登場。さらに元世界ランキング1位のアンディ・マレー選手に勝利したダニエル太郎、全仏オープンの混合ダブルスで優勝した加藤未唯、女子テニス界のレジェンド・伊達公子、現在もテニス界に多大な影響を与え続ける松岡修造も久しぶりにスポーツ王のコートに帰ってくる。いきなりの激しいラリーに、木梨は序盤からヘトヘトに。テニス対決常連の松岡も、久しぶりの対決に緊張からかミスが増えはじめ、追い込まれてしまう!? 石橋とネット際での攻防を繰り広げた松岡は、石橋の進化に驚がく。そして、試合前からとんねるずが熱望していた国枝vs小田のガチ対決の行方は。
■石橋貴明 コメント
25年目の『スポーツ王』もすべての競技が大いに盛り上がりました。思い起こせばこれまで、そうそうたるアスリートの皆さんが登場してくださいました。久しぶりのテニス対決も、ハイレベルな戦いでした。松岡修造さんも帰ってきましたし、国枝慎吾さんの前に立ちはだかった小田凱人選手。国枝さんが引退の花道を飾るのか、それとも……これ以上言えません! 国枝さんも、松岡さんも僕を狙ってくるんですが、それがみごとに僕にヒットして……(笑)。最後のショットは「えーっ!?」って感じでしたが……。楽しかったですね! ゴルフ対決では、水谷豊さんのプレーが目立って、ご本人もご機嫌で帰っていきました(笑)。ハグもしてくれました。この業界も長くなってきて、僕たちのことを“貴明”“憲武”と言ってくださる先輩も少なくなってきましたが、水谷さんは40年ほど前からずっとそう呼んでくださっています。それが心地いいんですよね。なんだか、認められているような気がして。素晴らしい先輩です。『相棒』もこの『スポーツ王』も、どこまで続くかわかりませんが、頑張っていきたいです。
そして「リアル野球BAN」は、逆転に次ぐ逆転で、見応え十分です! 対決後は声が枯れてしまって……。これはいかに対決が盛り上がって、知らず知らずのうちに大きな声を出していたかということですね。とにかく、それくらい競った戦いでした。最後まで、お手洗いに立てないと思います。よく“まばたき厳禁!”なんて言いますが、まさにその感じです。しかしやっぱり、プロ野球選手はすごいですよ。改めて実感できましたね。豪華なメンバーによる熱き戦いに乞うご期待です! 引き続き宜しくお願いします!
■木梨憲武 コメント
バスケ対決では、すごく良いパスをもらって、高校2年の時の(サッカーの)試合で初得点を決めた時と同じくらいうれしかった瞬間がありました。選手たちも本当に真剣な表情で、「石橋ジャパン」に先制されながらも追い上げていくあの様子は、ぜひ『スポーツ王』とは別に、ドキュメンタリー風にして放送してもらいたいくらいでした! ゴルフ対決も最高でした。さすが“右京さん”というところを水谷さんに見せてもらえました。小栗さんも、前回よりレベルを上げてこの番組に臨んでくれました。感服です(笑)。女子プロの皆さんも活躍してくれて、要所要所でプロの技術を見せていただきました。テニス対決でも、小田凱人選手たちのプロの技術が光りましたね。僕に関しては、、いつボールがくるかわからない! できれば返球したい!と思っているので、ずっとバタバタしています(笑)。その緊張感が面白いんですけど、疲労もハンパじゃなかったです。
もう25年目ですか……。いったい私たちはあと何年戦うんでしょうか。デカラケットを持つだけの体力はいつまであるのか、という思いもありますが(笑)。この番組ではいろんなスポーツ選手に会えるので、毎年本当に楽しいです。25年間やってきて、毎年いろんな選手に来ていただいて、毎回新しいことが起こるし、ミラクルも起きるので、本当にいい時間を過ごさせてもらっていると思います! よろしくお願いします!
【編集部MEMO】
2000年に初めて放送され、来年1月で25年を迎える『スポーツ王』。これまで、タイガー・ウッズ、バリー・ボンズ、オリバー・カーン、イアン・ソープ、松井秀喜、といったスポーツ界のレジェンドたちが参戦し、お正月の風物詩として愛され続けている。