JR東日本新潟支社は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、越後線の内野~新潟間にて日中時間帯の発車時刻を等間隔とし、わかりやすい時刻に変更すると発表した。日中時間帯に越後線・白新線を直通する列車も増やし、利便性向上を図る。

  • 越後線の内野~新潟間で日中時間帯の発車時刻をパターン化

内野~新潟間は越後線で最も運転本数が多く、内野駅で折返し運転を行う普通列車も多数設定されている。現在、日中時間帯に毎時3本の列車を設定し、おおむね20分間隔の運転を行っているが、発車時刻がパターン化されていなかった。

来年3月のダイヤ改正で、発車時刻を等間隔に変更。新潟駅では10~14時台に発車する上り列車(内野・吉田方面)の時刻を毎時1・21・41分に統一し、毎時1・41分発は内野行、毎時21分発は吉田行とする。内野駅でも10~14時台に発車する下り列車の時刻を毎時11・31・51分に統一する。

同じく日中時間帯、越後線・白新線の直通列車も増やす。現在、10~14時台の下り列車で越後線から白新線へ直通する列車は1本(内野駅12時12分発の新発田行)のみ。他はすべて新潟駅止まりとなっている。ダイヤ改正後、現行の寺泊駅9時35分発・内野駅10時32分発・新潟駅10時55分着、内野駅12時53分発・新潟駅13時17分着、吉田駅13時1分発・内野駅13時30分発・新潟駅13時53分着の下り3本について、現在は新潟駅で接続している豊栄行の列車3本と統合。直通運転を実施し、新潟駅での乗換えを不要にする。

現在、10~14時台に越後線を走る上り列車で、白新線から直通する列車は2本(村上駅9時53分発・新潟駅11時20分発の吉田行、豊栄駅13時50分発・新潟駅14時23分発の吉田行)。他に信越本線(新津方面)から越後線へ直通する列車もある。ダイヤ改正後、現行の新潟駅11時1分発・内野駅11時25分着、新潟駅14時4分発・内野駅14時29分着の上り2本について、現在は新潟駅で接続している豊栄発の列車2本と統合。直通運転を実施し、新潟駅での乗換えを不要にする。