JR東日本は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う利用の回復傾向に合わせ、東北新幹線など定期列車を増発すると発表した。現在、日中時間帯に「つばさ」と併結運転を行う「やまびこ」も一部を除き、定期列車化される。

  • 山形新幹線「つばさ」と併結運転を行う東北新幹線「やまびこ」

ダイヤ改正で定期列車化の対象となる「やまびこ」は、東京駅を11・12・14・15・18時台の毎時0分に発車する下り「やまびこ135・137・141・143・153号」と、仙台駅を8・9・11・12・15時台の毎時40~44分に発車する上り「やまびこ128・132・138・140・146号」の上下各5本。

いずれも東京~福島間で山形新幹線「つばさ」と併結運転を行う列車だが、コロナ禍に伴う利用状況を考慮し、2022年3月のダイヤ改正から臨時列車に。現在は臨時列車ながら毎日運転となっている列車もあり、2024年3月のダイヤ改正から再び定期列車として運転することとなった。