30日に日本テレビで『ドラマチックドキュメンタリー〜独占密着!巨人を背負う男たちの1年〜』が放送され、巨人・坂本勇人がサードに転向したエピソードを語った。
坂本は同番組で、8月31日の長良川球場で行われた広島戦を前に原辰徳前監督から「準備だけ軽くしておいてくれと言われて、いつかそういう時が来るとは、自分も自覚していた。シーズン中だったので少しさされましたけど」と打診されたという。
坂本は初めてサードでスタメン出場した際、「新鮮でしたね。今までの打球の距離感と質も違うし、こういう感じなんだ。ショートで2000試合以上出ていたので、ノックをするにしてもショートだとあまり意識しなくてもやっていたので、(サードでは)すごく意識しながらノックを受けていました。新鮮な気持ちで球場に来てやっていました」と明かした。
坂本は今季5月31日のロッテ戦でNPB史上初めて遊撃手として通算2000試合出場。長年巨人のショートのレギュラーとして活躍してきたが、9月7日のヤクルト戦からサードで出場し同日からシーズン最後まで主にサードで出場した。