歌手の藤井フミヤが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第74回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:20~23:45 ※中断ニュースあり)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。
26年ぶり6回目の出場で「TRUE LOVE」を歌う藤井。また、今年の司会を務める有吉弘行とともに「白い雲のように」も披露する。同楽曲は有吉が猿岩石時代にリリースした楽曲で、バラエティでのヒッチハイクの旅企画に挑戦した猿岩石のために藤井が書き下ろしたもので、ミリオンセラーを達成した。
藤井は「白い雲が大きな雲になったなと思いました。紅白の司会ですから、大きくなったなと思います」と有吉の活躍にしみじみ。
「彼らが旅して帰ってきた時から知っているので。彼らが帰ってくるから曲を書いてくれないかって秋元康さんから頼まれて、(番組を)ずっと見ていてファンだったので、猿岩石の曲なら書きますよって書いたのが『白い雲のように』だった」と振り返り、「有吉くんも、曲を聴いた時にこの人なんで俺たちの気持ちこんな歌えるんだろうって不思議に思ったって言っていました。彼らのことを思って書いたので」と語った。
そして、今回のコラボで自身は「森脇(和成)くんの役」だと言い、「有吉くん自分のパートしか歌えないんですよ。サビになると彼はハモるんです。歌頭も歌ったことないから、歌頭も僕だし、サビの締めも僕なんです」と笑っていた。
『第74回NHK紅白歌合戦』のテーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。司会は有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサーが務める。有吉と浜辺は紅白初司会、橋本は昨年に引き続き2回目となる。
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