俳優の大泉洋が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第74回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:20~23:45 ※中断ニュースあり)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。
昨年まで3年連続で司会を務めた大泉が、今年は歌手として初出場。「あの空に立つ塔のように」を披露する。
司会と歌手とで心境は「違います」と話した大泉。「娘に今年歌手として出ますという話をしたら、娘は『司会のほうが気が楽だ』と言ったんです。『司会は決まったことを言えばいいんでしょ』って言うから、『そんな簡単じゃないんだ』って怒りましたけど、パパが音を外すんじゃないかという緊張感があると言われて、どんどん私も緊張感が高まってきまして、非常に怖いステージに立つんだなと思うようになってきました。今となっては司会のほうが楽だなと。司会のほうがよかったなと思っています」と話した。
さらに、「生で歌う怖さ。非常に難しい。今回歌わせていただく歌がとても難しい曲なので緊張感が襲ってくる」と吐露。石川さゆりや福山雅治らから「紅白で歌うのは緊張する」という話を聞いて「どんどん緊張してきている」と言い、「最悪の最悪は欠席って可能性あるなと。朝ダメだと思ったら欠席という可能性ありますよね」と笑いを誘った。
『第74回NHK紅白歌合戦』のテーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。司会は有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサーが務める。有吉と浜辺は紅白初司会、橋本は昨年に引き続き2回目となる。
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