ポスティングシステムを利用してロサンゼルス・ドジャースへ移籍した山本由伸の入団会見が現地時間27日(日本時間28日)、ドジャースタジアムで行われた。
山本はドジャースへの移籍の決め手について「自分の中で本当に勝ちたいという気持ちと勝ち続けたいというところが、自分の中でも優先順位においていた決断の理由の一つだったので、それに一番近いのがドジャースじゃないかなと感じていたので決断しました」と語り、「フロントの皆様とお話させていただいても、勝つことへの強い気持ちを感じましたし、選手の皆さんも同じ気持ちで戦っているんだなと感じました」と続けた。
「報道にあった通り、選手とお話しさせていただいて、チームの雰囲気を感じ取れてすごく良かった。フロントの皆様が人としても信頼できるなと感じましたし、この先の何年かの野球人生を任せられるなと感じました」と、ドジャース球団への信頼も移籍のひとつになったようだ。
メジャー移籍にあたって山本は「本当に全てが変わりますし、生活する国が変わるというのもすごく大きなことだと思うので、そこに向けて食生活であったり、中4日に対応するためのトレーニングだったり、色々試行錯誤してきましたけど、これからスタートするということで、チームの皆さんと相談しながら色々試しながら最善を尽くしたいと思います」と意気込んだ。
山本が移籍するドジャースは13年から11年連続プレーオフ進出中で、20年には88年以来となるワールドシリーズを制覇。今季は100勝62敗で地区優勝を果たした。