ドジャースへ移籍した山本由伸

 ポスティングシステムを利用してロサンゼルス・ドジャースへ移籍した山本由伸の入団会見が現地時間27日(日本時間28日)、ドジャースタジアムで行われた。

 ドジャースと日本人選手は縁が深く、“トルネード旋風”を巻き起こした野茂英雄が95年に入団してから、石井一久(02〜04年)、木田優夫(03〜04年)、中村紀洋(05年)、斎藤隆(06〜08年)、黒田博樹(08〜11年)、前田健太(16〜19年)、ダルビッシュ有(17年)、筒香嘉智(21年)、そして今オフ、大谷翔平が入団を決めるなど、多くの日本人選手がドジャースでプレーしてきた。

 山本は「大谷さんがもし仮に他のチームを選んだとしても、もしかしたら僕はドジャースを選んでいたかなと思いますけど」と前置きをした上で、「やっぱり大谷さんは日本人選手としてだけではなく、メジャーリーグの中でもトップ選手だと思っているので、大谷さんがドジャースを選んだというのはすごく決断の一つの理由とはなりました」と移籍の理由を説明した。

 また、山本は「僕が19歳の時にもプレーオフを観戦して、そこで前田健太さんが登板しているのを実際見ましたし、その時からメジャーへの思いはすごく強くなったと思います」と明かした。