【写真たっぷり】ウルグアイはサッカーの国!? [Muchas fotos] ¡Uruguay es un país de fútbol! ?
関西のテレビ局を早期退職し、JICAシニア海外協力隊として南米ウルグアイで合気道を教えています。合気道五段。著作権やコンプライアンスの専門家でもあります。そんな私が「読みテレ」で投稿することに。しかもnoteでの原稿をベースにって。ウルグアイはサッカー uruguay es futbol
合気道を教えるためにウルグアイに来ているのですが、JICA海外協力隊でウルグアイに行くといった時、何人かの人はこう言った。「第一回ワールドカップの開催地。そして優勝国。」
みんなサッカーファンだ。
また、ちなみに反応で一番多かったのは「ウルグアイラウンド」。
たしかに日本人はだいたい学校で習ったと思うが、こちらで「ウルグアイラウンド知ってる?」って聞いたら「何それ?」。何人かに聞いたが誰も知らない。
“在住1か月ちょいの日本人がウルグアイ人にウルグアイラウンドを説明する”というよくわからない状況に陥っている。
でもサッカーは違う。間違いなく国民的スポーツだ。
というわけでウルグアイサッカー、いや世界のサッカーの聖地のひとつ、第一回ワールドカップ決勝の会場、エスタディオ・センテナリオ(センテナリオ競技場)に行ってみた。
周辺にはいくつかバス停がある Hay varias paradas de autobús cercanas.
私の住居からはバスで1本、20分ほど。バス停の目の前には年季の入ったスタジアムがある。ウルグアイの憲法発布100年事業として1930年に完成、その年のワールドカップでお披露目された歴史的建造物だ。
老朽化は否定できないが、100年の歴史が感じられるスタジアムは雰囲気含めとても美しい。
2026年ワールドカップ南米予選。セレステ(ウルグアイ代表の愛称)はここまでブラジル&アルゼンチンに勝利、というすごい結果を残している。
「古豪」と呼ばれながら低迷期もあったセレステだが、今回は期待十分。
そして第一回大会から100年後の2030年大会ではヨーロッパの国々やアルゼンチンとともに試合の会場になりそうだ。
そのころは私の任期は終わってるのだけど。
見に来たいなぁ…
スタジアムに併設した博物館も圧巻
スタジアムにはサッカー博物館が併設されている。入場料は外国人300ペソ(1120円)、ウルグアイ人150ペソ。
入り口でおじさんに「どこから来た?」と言われ「日本」と答えると「コンニチワ!」と言われた。さすがに日本人も多く訪れるのだろう。
中に入るとウルグアイサッカーを彩った様々なトロフィーやカップ、サッカー用具などが展示されている。
もちろん第一回ワールドカップのトロフィーも。我々がイメージする現行のトロフィーとはデザインが違ってる。ジュール・リメ杯というらしい。
ボクシングや競輪の会場になったこともあるみたいだ。
関西のテレビ局でよくクイズにされる
「甲子園球場でスキージャンプの大会があった(実話)」
みたいなネタ。
サッカーの聖地を堪能し、「意外と展示少ないな…」と思って入り口に戻ったら、おじさんの「上にも行け」の一言。
階段あがるとさらにたくさんの展示物があった。
1924パリオリンピック(優勝)Juegos Olímpicos de París 1924 (ganador)
ウルグアイの名選手(たぶん)Jugadores famosos de Uruguay
そもそもウルグアイは1924年、1928年とオリンピックで連覇。世界最強国として第一回ワールドカップの会場となり優勝する、という輝かしい歴史を持っている。
まさに「ウルグアイ無双」。
二階にはそんな歴史を彩った数々の品がこれでもかと展示されている。
私が会社に入社したのは1990年、運動部(スポーツ番組の取材/制作)に配属された私はサッカー担当ではなかったが、Jリーグの発足から大ブームまでリアルタイムで見てきた世代だ。
当時、同世代の選手たちが夢見て…でも届かなかった「ワールドカップ」。
その輝かしい歴史がここウルグアイにはあった。
サッカー好きのためのギャラリー Galería para los amantes del fútbol.
関西のテレビ局を早期退職し、JICAシニア海外協力隊として南米ウルグアイで合気道を教えています。合気道五段。著作権やコンプライアンスの専門家でもあります。投稿は個人のものでJICAや元勤め先の見解とは一切関係ありません。
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