移籍が決定した加藤 [写真]=兼子愼一郎

 横浜F・マリノスは27日、東京ヴェルディに所属するDF加藤蓮が完全移籍で加入することを発表した。

 1999年12月28日生まれで現在23歳の加藤は北海道コンサドーレ札幌U-12から同U-15 、同U-18に所属した経歴を持ち、2022年に東京Vに加入した。2022シーズンは明治安田生命J2リーグで30試合出場3得点を記録すると、今シーズンもJ2リーグで39試合出場で2得点を記録。J1昇格プレーオフでも1試合に出場し、2008シーズン以来、16年ぶりのJ1復帰に大きく貢献した。

 完全移籍が決定した加藤は東京Vのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「東京ヴェルディに関わる全てのみなさま、いつも多大なるサポート、熱い応援本当にありがとうございました。このたび横浜F・マリノスに移籍することを決断いたしました。東京ヴェルディという素晴らしいクラブでサッカーだけでなく人としても成長することができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

「このクラブでプロとしてのキャリアをスタートできたこと、緑のユニフォームを着て闘えたこと、そしてヴェルディファミリー全員でJ1に上がれたことは僕の誇りであり一生の宝物です。2024シーズンから横浜F・マリノスの選手となりますが、これからも応援していただけるように新たなチームで貪欲にチャレンジしていきます」

「J1の舞台でヴェルディと戦えるのを楽しみにしていると同時に、今後厳しい競争があると思いますが、結果を出していけるよう精進して参ります。2年間本当にありがとうございました」

 そして、加入する横浜FMのクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

「横浜F・マリノスに加入することになりました、加藤蓮です。F・マリノスは全てのタイトルを取るべきチームだと思っています。そのために自分の持っている力を最大限出し尽くし、多くの勝利をファン・サポーターに届けられるように全力で戦います。よろしくお願いします」