mederiは12月26日、「家庭の性教育に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は12月15日~17日、調査対象は子供を持つメデリピルユーザー、有効回答は345人。
まず、家庭での性教育で子供にどのようなことを教えているか尋ねると、「生理について」(27.7%)が最も多く、以降、「ジェンダーの多様性について」(11.4%)、「妊娠について」(9.6%)との順に。反対に最も小なかったのは「妊孕力や不妊について」(0.6%)で、「教えていない」という家庭も17.4%あった。
家庭での性教育に抵抗や難しさを感じるかとの問いには、「とても感じた」(28.0%)と「感じた」(39.8%)の合計は7割近くを占めた。理由としては、「言葉選びが難しい」「子供が理解しているのか分からない」「子供が異性のため、何を教えたら良いか分からない」といった声が寄せられた。
子供の性事情の認知度については、「全く知らない」(29.6%)と「あまり知らない」(36.8%)の合計は65%以上に上り、同調査では「親子間で子供の性事情に関して話しずらさがある」と推察している。
自分が学校で受けた性教育はどれくらい役に立ったかとの質問では、「とても役に立った」(2.3%)と「役に立った」(19.7%)の合計は約2割にとどまった。また、自身は避妊やピルなどの性の知識をどこで知ったかとの問いでは、「インターネットから(自分で調べた)」(30.9%)が最多で、「インターネットから(SNSで知った)」(19.2%)と合わせると約半数を占め、インターネットから知識を得ている人が多いことがわかった。