12月も終盤に差し掛かり、気温も一気に下がってきました。そんな寒い日に食べたくなる料理のひとつが、おでん! 今回は"500円でおでんが食べ放題"で話題になっている「炉端とおでん 呼炉凪来」に行ってきたので、レポートします!

■「炉端とおでん 呼炉凪来」秋葉原店は、駅徒歩すぐの好立地

「炉端とおでん 呼炉凪来」は新宿・秋葉原・町田に展開している居酒屋で、"ワンコインでおでんが食べ放題"というサービスが注目を集めています。今回は秋葉原店に行ってみました。

  • 「炉端とおでん 呼炉凪来」秋葉原店は、JR秋葉原駅 電気街南口から1分ほど

「炉端とおでん 呼炉凪来」秋葉原店は、JR秋葉原駅 電気街南口を出て、秋葉原駅前南通り沿い、万世橋警察署の向かいあたりに位置するビルの6Fにあります。

  • 万世橋警察署の向かいにあるビルの6F

駅からの徒歩1~2分ほどの好立地で、新宿店・町田店も同様に駅からすぐの場所にあるようです。

エレベーターで6Fに上がり一歩進むと、そこはもう店の中。

  • エレベーターを降りると既に店内

全部で85席という店内には、カウンター席やテーブル席がずらりと並びます。開店時間とほぼ同時の16:00過ぎに行ったので、店内はまだゆったりした雰囲気です。

  • カウンター席

  • テーブル席

  • ソファのテーブル席も

2人で来店した筆者はカウンター席に通されました。

  • カウンターには焼酎がずらりと並んでいる

■500円食べ放題のおでんは、"お通し"として提供!

席に付くとすぐに飲み物のオーダーをし、飲み物の到着とほぼ同時に"お通し"として大皿に盛られたおでんが運ばれてきます。

  • 500円で食べ放題のおでんはお通しとして提供。具材は全部で9種!

    噂のおでんは"お通し"として最初に提供される

おぉぉ! 早速おでんが! とテンションが上がる筆者(笑) 最初の1皿目に盛られていたのは、大根・玉子・こんにゃく・厚揚げ・しらたき・さつま揚げの6品です。

カウンターには、おでんに欠かせない「からし」も置かれています。

  • からしも用意されている

ひとくち食べてみると……うーーーん、やさしい味~~~! どの具材もだしの味がしっかりしみていて、やわらかくて、ほっとするおいしさ。

  • どの具材も柔らかく、味もしっかりしみていた

大根は一体何センチ? という厚さで食べ応え十分、ひと口噛むごとにじゅわ~とだしが染み出すのがたまりません。厚揚げは中の豆腐がぷるぷるでおいしいし、玉子は黄味がしっとりしていてパサつきがなく、これはビールも進みます(笑)。

  • お皿があいたらおでんカウンターにおかわりをもらいにいく

お酒を片手に勢いよく食べ切ってしまったので、おかわりをいただきます!

おでんのおかわりは、店内の"おでんカウンター"にお皿を持参するスタイルです。

  • 席に置かれた説明書き

ドキドキしながらおでんカウンターに行ってみると…

  • おでんカウンター

まるで屋台のおでんのよう! 木製の枠組みとおでん鍋を囲むモノトーンタイルの組み合わせがモダンでおしゃれです。

  • 屋台のようなおでんカウンター

所狭しと並んだおでんの具材たちが湯気を立てている様子は食欲をそそります……。

  • 具材が湯気を立てて並んでいる

  • ちくわとこんにゃくがあふれ気味

カウンターの上に目を向けると、おでんの具材名が描かれた提灯が。まるで縁日かのような雰囲気で、目で見ても楽しめる空間になっています。

  • おでんの具材名が描かれた提灯が吊るされている

おでんは全部で9つの具材があるので、

  • おでんの具材は全部で9個

最初の盛り付けになかったはんぺん・焼売・たこあしをお願いすることに。食べたい具材を伝えるとスタッフの方が鍋の中から取り出してくれます。

  • 食べたい具材をスタッフの方に伝えてよそってもらう

おでん鍋前のカウンター席だと本当に屋台のようで、目の前でぐつぐつしていたらエンドレスで頼んでしまいそう……。

  • たこあし・焼売・しらたき・はんぺん

数量限定というたこあしは、たこの旨味とだしの味が良い具合に混ざり合っていて、柔らかな歯ごたえはおでんならでは。変わり種の焼売も意外に合う!

おでんは旨味がメインで塩分や脂など胃の負担も少ないので、本当にいくらでもたべられちゃいますね。自分でお皿を持参しておかわりをもらう"給食スタイル"も妙に楽しいですし、これがワンコインというのは満足度が高いです。

■おでん以外のメニューは?

お通しのおでんで盛り上がってしまいますが、500円でお通し食べ放題を楽しむ変わりに、1人1ドリンク・1フード以上のオーダーがルールになっています。

  • 店頭の張り紙

ドリンクメニューを見てみると、生ビールやサワー、果実酒や焼酎、日本酒、ワインなど居酒屋らしい幅広いラインナップ。(メニュー表には書かれていませんが、コーン茶もありました)

  • ドリンクメニュー

  • ドリンクメニュー

フードメニューもドリンク同様、サラダ・刺身・揚げ物・ご飯ものなど、一般的な居酒屋メニューが並んでいます。

  • フードメニュー

  • フードメニュー

おでんを楽しみたいので他のメニューでおなかいっぱいになるのは避けたいな~と思いつつ選んだのは、

炉端焼きの中から「銀鮭のいくらおろしがけ」(968円)、

  • 「銀鮭のいくらおろしがけ」(968円)

冬の期間限定メニューの中から「特大カキフライ(3コ)」(1,078円)、

  • 「特大カキフライ(3コ)」(1,078円)

焼き鳥 もも(2本396円)の3品。

  • 焼き鳥 もも(2本396円)

「銀鮭のいくらおろしがけ」は見た目のインパクトがありますが、脂ののった鮭は身がほろほろ 、いくらとの相性もよく期待以上のおいしさでした!

  • ふっくらとやわらかな鮭の上に、いくら&おろしがトッピングされている

最後デザートも気になる…ということで、「バニラ最中」(418円)を食べてさっぱりしたところで、ちょうど2時間(混雑時は2時間制)を迎えました。

  • 「バニラ最中」(418円)

開店と同時に入店しておでんを満喫しているうちに、次々とお客さんが来店し、筆者がお店を出る18:00頃には入り口付近は入店待ちのお客さんでいっぱいの状態でした。

おでんが好きな方にはもちろん、「ちょっといつもと違った居酒屋で楽しみたい」という方にはおすすめです。12/31までの期間は「年末料金」として1人500円が発生するそうなので、その点だけご注意ください。