名古屋グランパスは26日、MF山田陸がV・ファーレン長崎へと完全移籍することを発表した。
1998年4月15日生まれの山田は現在25歳。パスセンスに秀でる大宮アルディージャのカンテラーノ(育成組織出身者)は、2017年にトップチームに昇格すると、2020年から3シーズン在籍したヴァンフォーレ甲府では公式戦通算106試合に出場し4得点3アシストを記録するとともに、クラブ史上初の天皇杯優勝にも貢献。しかし、名古屋グランパスにステップアップした今シーズンは、要所要所で持ち味を発揮するも、稲垣祥、米本拓司、内田宅哉と同ポジションのレギュラー陣を超えることができず、公式戦13試合出場にとどまっていた。
まず山田は、名古屋グランパス退団に伴い、クラブ公式サイトでコメントを残している。
「1年間本当にありがとうございました。名古屋グランパスの力になれずに申し訳ありませんでした。今シーズンは僕にとってとても苦しいシーズンとなりましたが、チームメイトやいろいろな方々に支えていただき感謝しています。このたび、長崎に移籍することになりましたが、成長した姿を見ていただけるように頑張ります。ありがとうございました」
また、V・ファーレン長崎に完全移籍加入する山田は、クラブ公式サイトで意気込みを示している。
「長崎のために覚悟を持って、この1年間を闘います。よろしくお願いします」