サンフレッチェ広島に所属するDF住吉ジェラニレショーンが、清水エスパルスへ期限付き移籍することが決定した。26日に両クラブが発表している。
清水との契約期間は2024年2月1日から2025年1月31日までの1年間。なお、住吉はこの期間中、広島と対戦するすべての公式戦に出場することができない。
1997年10月5日生まれで現在26歳の住吉は身長182cmのセンターバック(CB)。日大藤沢高校や国士舘大学を経て、2020年に水戸ホーリーホックへ入団しプロキャリアをスタートさせた。初年度から明治安田生命J2リーグで27試合に出場すると、翌年夏には広島へ完全移籍で加入。在籍3年目の今シーズンは明治安田生命J1リーグで6試合、YBCルヴァンカップで3試合に出場した。
期限付き移籍が決定した住吉は、両クラブの公式サイトを通じてそれぞれ次のようなコメントを発表している。
◼︎サンフレッチェ広島
「このたび、清水エスパルスに期限付き移籍をすることになりました。たくさんの思い出があります。まずこのサンフレッチェ広島という素晴らしいチームに移籍してこれたこと。J1という日本最高峰のリーグで戦えたこと。国立競技場での歓喜。しかし、正直なことを言うと、個人としての結果には満足できてはいなかったです。自分の実力不足を痛感したのも事実です。自分の強みをもっともっと広島の勝利に還元したいと思い、今回このような決断をしました。一回りも二回りも『強く』なってきます」
◼︎清水エスパルス
「清水エスパルスを愛する全ての皆さま、初めまして、サンフレッチェ広島から来ました住吉ジェラニレショーンです。清水エスパルスがいるべきステージに帰るために全身全霊をかけて戦います。清水エスパルスを愛する全ての皆さま、一緒に戦いましょう。また、私がプロになった時の恩師でもある秋葉監督の下でもう一度プレーできることにとても胸を躍らせています。秋葉監督の下、熱く、激しく、魂込めてプレーします。満員のスタジアムで早く試合がしたいです。どうぞ応援よろしくお願いいたします」