『M-1グランプリ2023』で優勝した令和ロマンの地上波初冠番組『令和ロマンの娯楽がたり』が、テレビ朝日系で28日(23:15~※一部地域除く)に放送される。
■M-1王者・令和ロマン地上波初冠番組
M-1チャンピオンに輝いたばかりの令和ロマンの地上波初冠番組『令和ロマンの娯楽がたり』では、令和ロマンの高比良くるまと松井ケムリとゲストがさまざまな娯楽やカルチャーに関する謎や疑問をひたすら分析して語っていく。慶應義塾大学出身で、M-1への戦略も注目されている令和ロマンは、アイドル、お笑い、漫画について何を語るのか。ゲストには、加納(Aマッソ)、新内眞衣、TaiTan(Dos Monos)、永野、蓮見翔(ダウ90000)、平沢あくび、山崎怜奈を迎える。
■最近のアイドルについて、令和ロマンが理論的に分析
「なぜ皆そんなに恋愛リアリティショーが好きなのか?」「もしも松本人志がいなかったら?」「2023年もっと騒がれて良かったのに大賞」など気になるテーマから選ばれたのは「なぜ日本人は未完成のアイドルが好きなのか?」。オーディション番組出身のアイドルが人気の中、くるまは「昔はソロが多くてみんなが憧れるものだったけど、今は逆に親しみやすい共感性の方が大事になってきたのではないか」と分析。ラッパー・TaiTanは「日本人はカッコいいが苦手でカワイイを愛でがち」と語る。そしてくるまは、アイドルグループ出身の山崎の見解に「すごい言葉が……」と感嘆。アイドルとの距離感の話になると、ケムリが学生時代にSNSであるタレントに絡んでいたとくるまからの暴露が。
■5年後に天下を獲る芸人は? 令和ロマンの漫才理論語る
続いてのテーマは「5年後天下を獲る芸人は?」。最近天下を獲ったのは誰!? とガチトークを繰り広げる。加納は、芸人の舞台はテレビや劇場だけでなく、「ネットも無視できない」とリアルなコメント。永野も自分の思う天下を語る。ケムリも「プラットフォームの外からぶっ壊せる永野さんは強いよね」と永野最強説を唱え始め、実際にさまざまな芸人の名前を挙げながら議論する。さらにトークは過熱し、くるまVS永野の論争も勃発。「あなたは正しいことを言ってるけど人気出ないと思うよ!」と、永野はくるまのある部分を指摘する。くるまの理解されにくい持ち味とは。そしてネタ作りに関する質問に、「漫才っていうのは……」と令和ロマンが漫才理論を述べる場面も。
■高比良くるま(令和ロマン)コメント
年代が近かったり、MCポジションの我々が若手芸人だということによって、奇跡的に生まれた全演者の忌憚なき意見が出たのが(この番組の)良さじゃないですか? みなさんがいてくれたおかげで見識が広がりました。みんなが同じ学校だったらいい生徒会だろうなと思いました。みんなが同級生だったらよかったのにな、永野さんは先生で。
■松井ケムリ(令和ロマン)コメント
冠番組と聞いた時は少しだけドッキリだと思いました。収録時間が「どうなってるの!?」と思うくらい長かったです。見どころは、永野さんが「天下を獲る芸人」で言った言葉ですね。ビックリな発想でした。