三菱総合研究所は12月25日、「2025年大阪・関西万博に関する意識調査」を発表した。調査は2021年4月~2023年10月の半年ごと計6回にわたり、全国の20~60歳代の男女3,000人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「2025年に大阪・関西万博が開催されることの認知度の推移(地域別)」を見ると、大阪・関西万博に対する認知度は全国で上昇傾向で、地域別では「他の地域に比べ認知度の低い」その他東日本でも、前回調査の84.1%から4.0pt上昇し、88.1%となった。
また年代別では「60~69歳」「40~49歳代」で上昇し、若年層ほど認知度が低い。
次に関心度を見ると全国で低下し、前回調査の31.5%から4.1pt下がり27.4%だった。地域別では、京阪神圏で前回調査の47.9%から7.8pt低下、中京圏7.5pt、その他西日本でも6.5pt低下する結果となっている。
そして年代別では、60~69歳の低下が最も大きく、前回調査の33.6%から6.6pt低下して、27.1%となり、40~49歳も前回調査から5.6pt低下した。30~39歳は横ばいだった。