日本テレビ系ドキュメントバラエティ特番『はじめてのおつかい 新春 小さな大冒険3時間スペシャル!』(1月3日18:00~)では、間垣親方が子どもをおつかいに出す。
元横綱・白鵬が師匠を務める宮城野部屋で、後進の育成に努める間垣親方。小柄ながら技を磨き、はるかに大きい相手と戦い 幕内力士として活躍したが、首のケガが原因で今年6月に引退。「子どもたちの成長をこれからも見守っていきたい」という強い思いがあった。
自身の経験をもとに「相撲は自分のキャパを超えたときにどんどん強くなる」と、子どもたちがそれを体験し、成長できる良い機会として、おつかいを決意したという。
舞台は宮城野部屋。宮城野親方は、部屋からのおつかいについて相談すると、とても喜び「いいねー、みんな大丈夫かぁ?」と笑っていたという。間垣親方は「普段から子どもが出入りでき、親方・女将さん・力士とみんなで見守りかわいがってくれるあたたかさがある」と語り、師匠に背中を押してもらい、全面協力のもと “おつかい”という土俵がととのった。
スタジオで初めておつかいの様子を見る間垣親方は、今の気持ちを聞かれると「あ、ちょっと、頭が…」と言葉にならず、父としての顔をのぞかせる。
おつかい当日は、若手力士4人の協力を得て朝稽古から始まった。指導中のお父さんは親方として真剣なまなざし。この日はちゃんこを作るお手伝いということで子どもたちが部屋へやってきた。謙宗くん(5)、環ちゃん(4)、寛治くん(2)の3人きょうだい。環ちゃんはお母さんとちゃんこ鍋の準備のため、まずは謙宗くんと寛治くん2人でのおつかいがスタートする。
しかし、出発してわずか数分で怪しい空気に。先を急ぎたい兄と、戻りたい弟が揉め始める。外まで見送りに出た大きな身体の若手力士たちが電柱の陰から心配そうに見つめる姿に「見え見えじゃん!!」とMCの所ジョージがツッコみ、スタジオは爆笑。
環ちゃんのおつかいでは、「父として初めてあんなにキツく言いました」と振り返り、アンガールズの山根良顕が「(娘を)怒れないっていうのわかります」と共感。葛藤を乗り越えていく環ちゃんの姿に、スタジオは感動の涙に包まれる。
無事におつかいを終えたことを宮城野親方に報告すると「みんな えらかったね。放送日に合わせて新年会しないとな!」と言ってくれたそうで、間垣親方は「家族ぐるみでかわいがってくださる親方に感謝しています」と熱く語っている。
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