韓国の俳優アン・ヒョソプが、2024年1月11日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜13:00~)に出演する。

  • 左からアン・ヒョソプ、黒柳徹子=テレビ朝日提供

■アン・ヒョソプ、『徹子の部屋』初登場

アン・ヒョソプは1995年4月、韓国ソウル特別市生まれ。7歳で家族とカナダのトロントに移住し、17歳のとき芸能界を目指して単身帰国すると、2015年に俳優デビューを果たした。ドラマ『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズや、『社内お見合い』『ホン・チョンギ』で大ブレークし、最新作『いつかの君に』も話題に。2023年7月から自身初となるアジアツアーを開催したところ、東京公演のチケットは即完売し、名古屋で追加公演を開催するなど日本でも高い人気を誇っている。

■黒柳徹子「私たちはとてもいいお友だちになれるんじゃないかしら」

スタジオに登場すると同時に、「こんにちは。初めまして、僕はアン・ヒョソプです」と日本語で挨拶し、「スゴイ!」と黒柳徹子を喜ばせたアン・ヒョソプ。初のトーク番組となる『徹子の部屋』への出演を決めた理由を聞かれ、「長い間続いている長寿番組に出演できることを、大変光栄に思っています。私は4年間、ずっとドラマ撮影だけしてきたので、『徹子の部屋』に出演することでファンのみなさんにご挨拶できたらと思いました」と思いを打ち明けた。そのほか日本の印象やデビューのきっかけ、子ども時代の夢や最近の趣味などの話題で盛り上がり、ファンミーティングの映像や幼いころの写真、愛猫の画像も公開。これまであまり明かされることのなかった素顔に迫っていく。

そんな中、「ご自分の強みは何だと思いますか?」と問われたアン・ヒョソプが、「慎重さや正直さ。遠回しに何かをいうことや、嘘がキライです」と答えると、黒柳は「正直ってとても素敵だと思います。私たちはとてもいいお友だちになれるんじゃないかしら」とニッコリ。2人はさらに話を弾ませ、アン・ヒョソプから黒柳に“逆質問”する場面も。黒柳にぜひ聞いてみたかったこととは。

収録でのトークは通訳を通じて行われたが、待ち時間にはアン・ヒョソプと黒柳が英語でやりとりを交わす姿も。最後は「招待してくださってありがとうございました」と日本語で感謝のメッセージを伝え、黒柳を感激させていた。

■黒柳徹子 コメント

アン・ヒョソプさんがとてもやさしく答えてくださったので、トークも楽しく弾みました。彼はとにかくものすごく素敵な方で、とても正直な方。私たちはいいお友だちになれそうだなと思いました。(メッセージを受けて)とても感動しました。うれしかったですね。

■アン・ヒョソプ コメント

――『徹子の部屋』収録の感想を教えてください。

トーク番組への出演は初めてでしたが、とても温かい雰囲気で迎えてくださったおかげで順調にお話ができ、短いひとときでしたが、とても楽しい時間でした。徹子さんはどこかお母さんのように温かく、自分から近づいていけるような印象がありました。初めてお会いするのに、まるで久しぶりに会って話すような、そういう楽しさがありました。そして笑顔がとても美しいですね。

――『徹子の部屋』の存在はご存知でしたか?

実は日本に長く住んでいる友人がいまして、その友人を通じて『徹子の部屋』については、なんとなく聞いておりました。ただ、その頃、私はまだ日本のテレビについてよく知りませんでしたので、今回ご招待をいただいて「エッ! これってあのとき話していた番組かな」と驚きました。

――黒柳さんにあらためてメッセージをお願いします。

私はどういった分野であれ、長く最後まで続ける人に尊敬心を抱きますが、今回、まさしくそのとおり生きていらっしゃる徹子さんとお会いすることができてとても光栄に思いますし、またうらやましいとも思いました。私もやはり俳優として、長く長く演技を続けていきたいと思っております。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。

無理やり作りだす対話などではなく、自然な雰囲気の中で私の素顔を引きだしてくれる、そういう番組の雰囲気がとてもいいなと思いました。私自身、とても楽な気持ちでこの番組になじむことができましたので、そういったところを視聴者のみなさまが感じてくださったらいいなと思っています。

【編集部MEMO】
1976年2月2日から放送されているテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』。毎回1組のゲストを招き、MCを務める黒柳徹子との対談形式で半生を振り返る。