栃木SCは25日、2023シーズン限りでクラブを退団したMF髙萩洋次郎が、アルビレックス新潟シンガポールに加入することを発表した。
1986年8月2日生まれの髙萩は現在37歳。若かりし頃から天才肌のパサーとして名を馳せたサンフレッチェ広島のカンテラーノ(育成組織出身選手)は、2004年のトップチーム昇格から在籍10シーズンで、公式戦通算293試合に出場し43得点58アシストを記録した。2012シーズンにはクラブ史上初のJ1リーグ優勝に貢献するとともに、同リーグベストイレブンにも選出。その後はウェスタン・シドニーとFCソウル、FC東京を経て、2022年夏に栃木SCに加入する。今シーズンは公式戦39試合に出場したものの、シーズン終了後の契約満了が発表されていた。
日本代表としての経歴を持ち、これまでにオーストラリアと韓国でもプレーした髙萩。新天地として海外挑戦3カ国目となるシンガポールを選んだ同選手は、アルビレックス新潟シンガポールの公式サイトで意気込みを示している。
「この度 アルビレックス新潟シンガポールの一員になることが決まりました。このような素晴らしいクラブでプレーできることを嬉しく思います。シンガポールの皆さんよろしくお願いします! そして、日本の皆さんには、少しでもシンガポールリーグを気にかけていただけたら嬉しいです! タイトルを取れるように全力でプレーします!」