契約を更新した吉尾 [写真]=兼子愼一郎

 横浜F・マリノスは25日、MF吉尾海夏とGK白坂楓馬、MF榊原彗悟と2024シーズンの契約に合意したことを発表した。

 現在25歳の吉尾は横浜FMの育成組織出身。2017年にトップチーム昇格を果たし、2019年はベガルタ仙台、2020年と2021年はFC町田ゼルビアへの期限付き移籍を経験した。昨季から横浜FMに復帰し、今シーズンは明治安田生命J1リーグで15試合出場1得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で6試合出場、JリーグYBCルヴァンカップで6試合出場2得点、天皇杯で2試合出場を記録した。

 現在27歳の白坂は横浜F・マリノスジュニアユース追浜に所属した経歴を持ち、桐光学園高校、立命館大学を経て、2019年にHonda FCへと加入。初年度から正GKの座を射止め、チームの天皇杯ベスト8進出やリーグ4連覇に貢献した。なお、同年の日本フットボールリーグ(JFL)ベストイレブンに選出されている。2021年より横浜FMに完全移籍し、直後に鹿児島ユナイテッドFCへと期限付き移籍。今シーズンは復帰を果たしたものの、出場機会はなかった。

 現在23歳の榊原は横浜F・マリノスJrユースから所属する育成組織出身。トップチーム昇格は叶わなかったものの、2019年4月にラインメール青森FCに加入すると、2022年に横浜FMに完全移籍となった。すぐに再びラインメール青森に期限付き移籍となったが、今年横浜FMに復帰し、J1リーグで3試合出場、ACLで2試合出場、ルヴァンカップで4試合出場1得点、天皇杯で2試合出場を記録した。